むじなのひとりごと


2024年12月7日

今回は悶々亭とスタジオ奈良漬及びその周辺。

 

悶々亭の最初の刊行物。1982年8月発行「もんモン Vol.1」。主催は高橋亮。まだアニメータになる前の結城信輝とうめつゆきのりが参加していた。

 

1982年12月発行「もんモンイラスト No.1」。原稿にカラーが多かったのと締切が際どかったのでコピー誌になったとのこと

1983年4月発行「もんモン Vol.2」。翼はばたく「銀河鉄道999」。翼はばたくというのが誰なのかは不明(^_^;)

1983年12月発行「もんモン Vol.3」。緒方賢美「お気に雌まま」

 

1984年8月発行。「もんモン Vol.4」。風間美由紀「とんがり帽子のメモル」

1983年8月発行。「MONMON SELECT 魔子ちゃんいやいや官能集」。さすがの猿飛二次創作。有紀桂(結城信輝)「魔子ちゃん午後のひめごと」収録。

1984年5月発行。「もんモン 別冊 あ・いくVOl1」。 ねりまのぶれえどらんなあ(富本たつや)「俊夫と優」。くりいむレモンシリーズが観光される直前のの富本たつやの作品。
この作品の掲載が、計奈恵がくりいむレモンシリーズに関わるきっかけとなったらしい。

1984年8月発行、「MONMON セレクト ぴいちぱい NO2」。くりいむレモンパート1媚・妹・Babyとパート2エスカレーションの原画集。
84年夏コミ発行の同人誌なので、くりいむレモンパート1は1週間前に発売されていたが、パート2はまだ発売されていないという恐ろしいタイミングで刊行された同人誌。
原画も制作裏情報もいっぱい。

 

1986年8月発行、「MONMON EXTRA 2」。4周年記念号で通巻29号で最終号。限定100部だったそうである(^_^;)。

 

1987年12月発行、富本たつや「表面張力」。いろいろな逸話が残された本ですが、あまりに有名なんで省略しますw

 

1985年12月発行、スタジオ奈良漬「発禁時代」。発行者の名が奈良だったのでスタジオ奈良漬(^_^;)。正確な経緯は不明だが悶々亭を引き継ぐ形で発行された。なので執筆メンバーがほとんどかぶっている。私は真悟(緒方賢美?)「うる星やつら」。

1986年12月発行、「発禁時代 2」。このま和歩「Fuck to The future」。

1988年8月発行、「発禁時代 3」。緒方賢美「アルフォンスに明日はあるか?」。

1986年8月発行 スタジオ808「MITSUYUBI  パルルワールド」。サジタリウス二次創作イラスト集で計奈恵とこのま和歩の二人誌。極少部数発行のコピー紙だったが、「発禁時代 2」に再録された。




2024年11月2日

お久しぶり。担当むじなです。

今回は重い腰を上げて森野うさぎの同人誌・スタジオバキからシステムジギーまでをお送りします。
森野うさぎ氏のプロフィール的な紹介はこちら。

まずは古いところから。P・Aスタジオバキ「テクノロリア」1と2

 
1982年8月&12月発行初期のメカと美少女テーマの同人誌。
1には阿乱霊、池田一成、すらそうじ等の漫画掲載。 2には園田健一、由井正香、かがみあきらのイラストも。

ちょいと珍しいP・Aスタジオバキ「とつぜんマドーラ」と発行不明の「ゾルテ」

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マドーラにはA5サイズの小さい本。阿乱霊、緑沢みゆき、くあtero、森野うさぎ紀レーマンガ掲載。
ゾルテはロボットイラスト集ですが火野妖子ロボット漫画表紙と少女漫画持ち込み記もあり。

スタジオアオーク関連もいろいろ。

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ビデオ制作資金稼ぎの冊子。「ま」にはあさりよしとおの「突撃ヒューマン」イラストではおそらく同人初登場のふじたゆきひさ、望月かつみ(手塚みこ)。
「こ」はA5サイズの本。メンバーの漫画とO'man設定資料、ボツになったあさりよしとおによるO'man絵コンテも掲載。
ZZはアニパロエロ特集。白亜紀子(ふじたゆきひさ)「POINTER」はクリスティのパロディをポインターで行っております。


ビデオ予約申し込みペーパーは早々予約して「こ」を持っている人は手に入れることができない代物。
スタッフリストと当時の発注現状が記載あって貴重ですね。

アオークビデオ制作時にスタジオアオーク(システムジギー)発行で多く作られたアニメキャラクター本3冊

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クリーミーマミ本(この本はA5サイズ) 菊池道隆のカラーポスター付 森野うさぎの漫画とゲストのイラスト。荻野美衣イラストがかわいい。
エミ本 森野うさぎ・きくちみちたか・とろろいも3号の漫画とアニメーターさんのイラスト。目次もないし名前が特定しづらいんですが毛利和昭は4枚描いております。
ラム本 表紙の田村英樹がすっごく良いですね。漫画は少なくアニメーターさんのイラスト多数。岡崎武士のお名前も。

同時期のスタジオアオーク発行のらくがき本

森野うさぎ・豊島U作・まくらえいじ・園田健一。
鉛筆画で自分なりのアニメキャラを書いております。森野うさぎのあおいちゃんパニックパロディ漫画が微エロでよろしい。
B5サイズで元から折り跡があります。

森野うさぎ個人誌。システムジギー発行「GIFT FOR GIFT」
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ラフスケッチだけど丁寧でとってもかわいいB5サイズで上開きのコピー本。オリジナルキャラクター設定やアラレちゃん、メモルなどかわいいキャラクターが並びます。

システムジギー発行のゲームパロディ本「 Little Girlis OfThe Game Character  Select-2」とよろずパロディ本「DIM」
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システムジギー発行 「女体のひみつ」

学習漫画を意識した装丁と内容でエロマンガというお遊び本です。

システムジギーから影夢優(森野うさぎ)個人誌「遊裸戯」と合同誌「破瓜」
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「遊裸戯」は影夢優のポルノシリーズ遊裸戯第一段。何度か発行されているのでお安めの提供です。
「破瓜」は「ランドセル監禁本。志崎月魚、月角など、ろり系メンバーの作品が並びます 。うーとむ作品は時事ネタで結構ヤバイ。

 

ざーっと10年以上森野うさぎ同人誌を並べてみました。斬新な人懐かしい人いるんじゃないかな。何か引っかかっていただければうれしいです。




2024年9月14日 

お久しぶりです。

今回は同人誌界の「ぱふ」こと「少女まんが情報誌 月刊はんぷてぃ・だんぷてぃ」です。

 

 

創刊は1981年8月号(その前に準備号が存在)。廃刊は1985年No.3(8月ころ刊行。このころは季刊ペース)。
主催は京都在住の氷上潤。メインライターに名古屋在住の東風あきら(村地彰)が居り、1982年9月号からはコミケスタッフの岩田次男もライターとして参加していた。
内容的には少女まんが情報誌として、毎月刊行される少女まんが雑誌のすべてに批評を行っていた。
詳細は不明だが少なくとも1983年までは月刊ペースで刊行されていた。年1回の別冊も刊行されていたが、3号目以降はは未確認。
1985年には季刊ペースに落ち込み、内部分裂的に廃刊となった。

今回は1982年の2月号~1983年5月号までの「月刊はんぷてぃだんぷてぃ」と13冊と
「別冊はんぷてぃだんぷてぃ 1号 評論特集」と「別冊はんぷてぃだんぷてぃ 2号 男性少女まんが家特集」。
別冊2号の男性少女マンガ特集は対談内容も濃く必見です。

残り2冊は同人誌ではないけどついでに(^_^;)


 

『ぱふ』の前身となる「まんぱコミック」1977年3月号と「だっくす」1977年12月号。まだマンガ情報誌ではなくマンガ雑誌だった頃のものです。

「ぱふ」は最初「無題」の雑誌として創刊され、その後「漫画界」、「漫波」、「まんぱコミック」、「だっくす」と名を変えました。
発行社名の方も点睛社、清彗社、雑草社と変わりましたが、点睛社と清彗社の絡みはいまいちよく分かりません(^_^;)。

 

 



2024年6月22日 

どうもこんばんは。むじなです。
久々に紹介に帰ってまいりました。東京地方はすっかり梅雨ですよ!

まずはそんな蒸し暑さを吹っ飛ばすかのようなズーフィリアブックス。
豊島ゆーさく先生の「獣姦王」のご紹介。

豊島先生の紹介はこちらへ。

初期の美少女同人誌から無邪気な少女、幼女、かわいい動物にこだわっていた
豊島先生の「男性向け創作動物」ジャンルを作るべく活動をはじめたという大変意識高い冊子群です。


アメリカのコンベンション情報も良いですね。


1.2はゴールドシルバーの紙を使った無地印刷のA5サイズ冊子
 
3以降はB5サイズです。




おすすめは「獣」表現にこだわった豊島ゆーさく「春」(4号)


メイプルタウン参加のアニメーター安藤正浩氏による「パームタウンサンバカーニバル」(6号)


下品な妖精ケツメドアナル 豊島ゆーさく作品。

この頃エロ規制が揺れに揺れていて、表現の自由に対する危機が叫ばれておりました。

 (これ貝)
(今もだけど)
この漫画が下品に強くこだわっているのはギャグではなく
エロを禁止しようとする体制に対する反体制主張である、
ということはもはや上手く伝わらなくなっているように思います。

そうまたつや作品集
豊島先生との動物(てやんでえ)つながりで
そうまたつや作品です。
 


ABnormal はアリス編集部には珍しい二人誌。お二方の説明はこちら

お二方ともシベール7号でボツってるんですねー。

悠紀澪さんはまさかそんな原稿の渡し方をしているとは思いませんでした。
シベールを手に取らなくても周辺作家のそことない葛藤が読めるちょっと珍しい本です。

お気に入りが見つかりますように♪


2024年5月11日

 

1982年4月LITA編集グループ発行、さやまたつお個人誌「POCKET・LITA」。マンガ3本とイラストで構成。
絵は当時の美少女物どストライクの傾向でかなり達者。商業では「マルガリータ」などで活躍したが、その後はちょっと不明。

 

1982年4月LITA編集グループ発行、神北恵個人誌「Jr・LITA」。B7サイズの豆本。4コマ漫画系とイラストとエッセイ。ゲストでさやまたつお。

 

1982年4月LITA編集部発行「LITA 3」。グループの詳細は不明ですが、さやまたつお、神北恵、若林啓の3名で刊行がされていたようである。

 

1982年8月LITA編集部発行「LITA 4」。2名のペンネームが何故か変更(^_^;)。

 

1982年12月LITA編集部発行「LITA 5」。一部メンバーの卒業予定により今号で休刊となった。
グループ発足から1年半ほどだったらしい。結構濃密に活動していたようだ。
それにしてもさやまたつおはどんどん絵がうまくなっているなぁ。

 

 

「HAL9000]と「メカニズム」合体による「HAL9000&メカニズム合同作品集」。
マンガはいとうまさか(伊藤まさや)、神塚時生(神塚ときお)等。
イラストはかがみあきら・真乃呼・森野うさぎ・ひおあきら・夢野れい等、豪華メンバー。

 

1981年12月キャロリータ編集部発行「CAROLITA 4」。表紙デザインがちょっとおしゃれ。当時の標準的美少女系同人誌という感じ。
タイトルは多分キャロルとロリータの合成語かな?

 

1982年3月キャロリータ編集部発行「CAROLITA 5」。かーいーもんコレクションは薬師丸ひろ子特集(^_^;)

 

  

1982年3月キャロリータ編集部発行「CAROLITA 6」。

 

 

1982年3月ラムちゃん編集部発行「らむちゃん」。ミャア官の影響で発行したとのこと。
ユルめの編集内容だけど、メンバーは華内美也、こばしょー、破李拳竜、蛭児神建等とわりかし豪華。

   

1981年12月サンディベル発行「チャオの本」。しゅあいはら(相原秀)編集の本。チャオというのは手塚治虫の「ユニコ」に出てくるネコ。
当時はこんなものまであったのね(^_^;)。

 

1982年12月ウェストコーストコネクション発行「月刊美少女スーパースター列伝 死闘ミンキーモモ編」。前掲と同じくしゅうあいはら編集のもの。タイトルは「プロレススーパー列伝」をもじったもの。ミンキーモモ編以外があったかどうか不明(^_^;)。

 



 

2024年3月9日

今回の★更新★は、まいなぁぼぉい関連。
あわせたブログ更新はこちら(^^)

 

 

いい人屋どすこい堂「美少女草紙」は1から4まで。4で終巻。表紙を並べるときれいで良いのですが、エロ系同人誌としてはちと地味ですねw

 

 

主筆はやはりまいなぁぼぉいですが、土星の輪、麻生彌生などもいました。まいなぁぼぉい以外はその後どうしているかは不明です。

 

らぼちゃんお絵描きカンパニー「必殺女子高生日記」。まいなぁぼぉいはゲスト参加、SAKIYOとらぼもなかなか濃くて良いです(^^)

 

 

いい人屋どすこい堂「TSUN TSUN ひでおClub 0号」。いまいち吾妻ひでおリスペクトしているのかどうなのかよくわからない本です(^_^;)

 

明大SF研内セイラー服研究会「ぼっくすぷりぃつ」。美少女草紙の休刊にまつわる記事が掲載されています。
「いい人やどすこい堂の由来と変遷」という記事もありますが、全く由来も変遷もわかりません(^_^;)


 

2024年2月10日

今回の★更新★は美少女キャラ関連です。
あわせたブログ更新はこちら(^^)

1982年8月発行、折原みと「自己まん族Vol1 少女特集号 Middy Blouse」。趣味の制服少女やアニメキャラのイラストエッセイなどが満載。

1982年12月発行、折原みと「自己まん族 vol.2趣味のSF特集号 SENSE OF WONDER」。N.W.スミス、夏への扉、銀河パトロール、デューン等、趣味のSFのイラストやイメージコミック満載。

1989年12月発行、MONMON「MON-MON Land 創刊号」。「まなみちゃんと遊ぼう」やレモンエンジェルの設定資料などが中心。

1989年12月発行、エセロリ文庫「[u fu fu]」。平成初期の美少女同人の良いところがみっちり詰まっているアニメ本。
緒方賢美「乙女に明日はない 」、すくりんとん「Top Chaser」。主筆のすくりんとん氏の絵がアニメっぽく当時らしくて大変よい。

1981年12月発行「Pretty Comic 1」、1982年3月「Pretty Comic 2」。明坂演真のほぼ個人誌。まるっこいかわいらしいキャラで達者な漫画を描いている。
明坂演真については、エピカルの参加予定者に名前が見つかる程度で詳細が不明。途中でペンネームを変えてる可能性もあるかも。

1982年8月発行、ストレンジ・ワールド「ろりっこ2号(ぶりっこ)」。々アニメ界で活躍するメンバーが。
近永健一(やまのべきった)「カリオストロの城2001」 、新谷おじさんのミルキイコラム(新谷尚之)等。

1982年1月発行、MIYA 1/18編集部「HILDA LAND」。本来合同誌のはずだが、結果的に松原あきら(松羅弁当)の個人誌となっている。

1982年3月発行、MIYA 1/18編集部「CASSY LAND」。どうぶつ宝島のキャッシーがメイン。こちらもほぼ松原あきら(松羅弁当)の個人誌。

1982年8月MIYA 1/18編集部「MAKI LAND」。MAKIは死の翼アルバトロスのマキですが、あまりマキが中心では無いようです(^_^;)。
瑠璃亜(るりあ046)、しのはらせいじ等もちょっと参加。

1983年8月発行、LOVEアップル「美少女コレクション LOVEアップル vol1」。早瀬たくみ、美樹まさとを輩出した美少女同人誌「loveアップル」の1号。まだ荒削りな時代のお二人の作品が拝める。

1983年12月発行、超時空要塞マクロスFC バルキリ-「小白竜」。特集はミリア。美樹まさと「みりあ理由なき反抗」。

1983年12月発行、Team OCLASAN「おくらさん vol2」。北海道の天才少女ふるさと村の麦ふみ姫(坂崎麦子)「DOLL」、WHO「あるひのこと」。

らなりいた「ラナリータ Vol1+2」、「ラナリータ Vol.3」、「ラナリータ Vol.4」ラナ主体の同人誌。うらみじゅんの描く薄い体のキャラクターを好ましく思うかどうかでこの本の価値が決まると思う。ちなみに「ゆうきあやの」はブリッコなどで描いていた「ゆきあやの」ではない。表紙はオフセット印刷にプリントゴッコ。

AVC発行「ラナちゃんワールド」。1,2,3,5号。無記名参加が多い。5号になると多少絵もこなれてくる(^_^;)

おとぼけ企画発行「のんき Vol.4」と「のんき Vol.5」。合同誌ではあるが、ほぼ、みやすのんきの個人誌(^_^;)

 


2024年1月6日

新年あけましておめでとうございます。年初の★更新★はハンバート関連です。
ハンバートというサークルについては、こちらで概要を紹介しております。

 

まずはハンバート発行「プレザンス 2」。残念ながら1は無しで今回は2号から7号まで。
「プレザンス」は基本ロリコン系同人誌の評論集です。
ですので多少のカット以外は文章主体でもたまに漫画も載っているという具合。
内容的にはコミケ等の即売会で入手したロリコン系同人誌の紹介と論評とコラムがメイン。

   

「プレザンス 3」。全3回にかけてシベール廃刊に至る経緯をシベールスタッフ沖由佳雄・豊島U作にインタビューした「カトレアにて」を掲載。

「プレザンス 4」。画像にはないけどイラストコーナーがちょっと充実。

 

「プレザンス 5」。画像にはないけど「少女まんがしったかぶり」で榛野なな恵と岡本真澄が紹介されているのが興味深い。

 

 

「プレゼンス 6」。内容的にはほぼコミケで入手した同人誌の紹介となる。

 

「プレザンス 7」。発行が1982年9月で、内容が大阪のコミフェス中心となる。

 

 

 

ハンバート発行「ハンバート 1」。評論編とマンガ編の2冊セット。

 

ハンバート発行「ハンバート ノベルス」。小説オンリーの1冊。

 

POKOMOKO Co.発行「HALF STEP 0」。創作短編マンガ集。

 

ハンバート発行「MOON LAND 0」。サイレントムーンのイラスト個人誌。アニメキャラのイラスト集。

 

 

ハンバート発行「MOON LAND 1」。前掲0と同じ。

 

 

ハンバート発行「MOON LAND 2」。前掲1と更に同じ。

 

  

ハンバート発行「MOON LAND 3」。前掲2とやっぱり同じ。

 

ハンバート発行「MOON LAND 4」。やっぱり前掲3とやっぱり同じ(^_^;)。

 

ハンバート発行「LUNA CITY」。「MOON LAND」の臨時増刊扱い。やっぱりサイレントムーンのイラスト個人誌だけどちょっとだけマンガも載ってます。

 

 

 

 

 

ハンバート発行「PRISMATIC GIRLS」。赤橙黄緑青藍紫(赤石沢貴士)イラスト個人誌。ちょっとだけマンガ載ってます。発行予告のポスター付き。

 

   

PG企画発行「PRISMATIC GIRLS2」前掲と同じ赤橙黄緑青藍紫(赤石沢貴士)イラスト個人誌。ゲストに出口由美子・ ひがきあきこ・西島克彦。

 

赤石沢貴士FC発行「妖精天国 PRISMATIC GIRLS3」。発行元の名称は色々変わりますが、実態はまあ同じようなもの。

 

 

ハンバート発行「うちわ THE LAST」。ハンバートのスタッフだった、あおきさみの遺作集。

 

ぐるーぷロイヤルホスト発行「The Dark Side Girls」。内部は青焼きコピーでアニメキャラのちょっと危ないイラスト集。

 

発行者不明「A SICK PERSON'S JOUNAL!」。これだけはハンバートとは無関係。基本アニメの二次創作系マンガ集。

今回は以上(^_^;)

 

 

2023年12月8日

今回は吾妻ひでおFC関連です。

 

飯田橋修一率いる、すーぱーがーるカンパニー発行「ななこ通信」。ななこSOSを中心とした吾妻ひでおFC。当時の交流関係などが見どころ?(^_^;)

 

 

知佳舎発行「ちかちかインフォメーション」。吾妻さん情報はあまりというか殆ど無い。主に海外SFとかミステリーの紹介と神保町古書店情報が主体(^_^;)。

 

 

虎馬書房発行「はぁど・しゅーる新聞」。さすが老舗だけあって吾妻さん情報はたっぷりw  シベールメンバーのカットやミニマンガが楽しい。ついでに阿島俊(米沢嘉博)の群雄社情報も楽しいw。

 

はぁど・しゅーる新聞新聞社発行「うら はぁど・しゅーる」。裏っつーくらいで表にはかけないアレヤコレヤが色々w。関係者配布の20部ほどの限定本だったようです。もやーっとした吾妻さんのカットもありますww。

 

 

2023年10月7日 4回目の紹介です。

★今回★は、「くるりす」および「方程式」関連とビニドウ「光と影」関連と変質社と妄想漫画講座研究財団(ファンシーモンスタープロダクト)あたり。

今週もむじなの代理が描いております(^o^)丿

 

蛭児神建主催の変質社発行「SMロリータ」。主筆は蛭児神建だけどゲストは井原銀次(新体操会社)・内山亜紀・しゅうあいはら・千之ナイフ・破李拳竜他と豪華。

 

   

くるりす編集部発行「くるりす」1号~5号。1号、2号、4号の表紙はアニメーターの曽我部孝が担当。

 

 

このま和歩、るりあ046、三鷹公一、せんだよしかず(仙田款一)等が参加。

 

こちらは別冊のイラスト集で「ぷち くるりす」。千之ナイフ、沖由佳雄、小杉あや、このま和歩、計奈恵等が参加。前掲5号と「ぷち  くるりす」には、小杉あやが別名義でこっそりイラスト描いてます(笑)。

 

こちらも別冊「ハード くるりす」。ハードと書いてあるけどそれほどハードじゃない。むじないわく、るりあ046の一番いい時代の絵柄だそうです。

 

 

FP編集部発行「Final Porn」パート1と2です。2冊で1セットです。FP編集部となっていますが、実態はくるりす編集部とほぼ同一メンバーによる発行。

 

 

 

 

チェックメイト編集部(方程式編集部)発行「方程式」0号、2号、3号、4号、5号、5.5号(6号準備号)と別冊の1号、2号。

チェックメイト編集部も前掲のくるりす編集部、FP編集部と同一母体です。

 

 

計奈恵、本田たくみ、そかへたかし(曽我部孝)等が執筆しておりました。

ちなみにこのチェックメイト編集部は神奈川まんが祭りなどのイベントも企画していたようです。詳細は不明ですが(^_^;)

 

 

妄想漫画講座研究財団(ファンシーモンスタープロダクト)発行「妄想漫画講座初級テキスト」。この時代の面妖本にありがちですが表紙の印刷がありません(笑)。

内容はともかくメンバーは、堀内真理子、谷口敬、三鷹公一、華内美也、くあtero、牧村みき、白倉由美、五藤加純、内山亜紀等と超豪華(^o^)

 

 

ビニドウ発行「光と影」、「光と影 2」、「夏草や・・・ (光と影 付録)」、「光と影 POSTER BOOK 2」。

ビニドウは、同人誌をビニ本のごとくビニールにパッキングして販売していたちょっとだけ悪名高いサークル(笑)

全てではないが編集には伊藤伸平も関わっておりました。

 

 

 


2023年9月2日 3回目の紹介です。

★今回★クラリスマガジンで有名なAWSC関連と高橋光恵関連と蛭児神建関連とその他少々。

 

今週はむじなが肉を食べに出かけてしまったので、代理が書いております(笑)

 

   

魔法のプリンセスミンキーモモ研究会発行「グルメポッポ  Vol.1」。各話解説とかスタッフリストとか、芦プロ加藤PDへのインタビュー、企画書のコピーとか、資料として割りかし濃い本です。

主筆の三枝弥夢はレモンピープルなどで執筆。三枝弥夢の名前の読みに関しては「さえぐさみゆ」か「みえひろむ」なのかイマイチ不明(^_^;)

 

 

   

ミンキーモモFC発行「ミンキーラブ 創刊0号」。三枝弥夢絡み。前掲のやつは資料集的なものでこちらはFC系会誌的な感じでしょうか。

 

   

私設みんきいもも後援会「激走グルメポッポ Vol.3」。みんだなおの独擅場(言い過ぎ)。

 

 

WARMACHINE(じせつ みんきーぼぼ こーえんかい(私設ミンキーモモ後援会))発行「げきぞう  グルメホッホ」。

即売会で15分くらいで描き上げ近くのコピー屋で刷った代物だそうです(笑)

 

   

ロリノイド研究所発行「ミンキー・ステッキ」。イラスト集。

参加メンバーが五藤加純・なりきり千坊(千之ナイフ)・破李拳竜・すずきしんいち(吉敷しのぶ)・ くあTERO・蛭児神建・アッキ・まいなあ(まいなあぼうい)他とやたら豪華。

 

 

変質社発行「幼女嗜好 VOL2」。

この号はほぼ蛭児神建の個人誌(^_^;)

 

   

変質社発行「幼女嗜好 VOL3」。

蛭子神建他、辺江留ララア(三枝弥夢)、オレンジマーマレード(瑞穂令)、Y.S.LYNX(新体操会社)、千之ナイフが参加。

 

蛭児神建FC発行「蛭児神建選集」。

表紙無地(^_^;)。中身は小説とか詩とか。蛭児神建FCなんつーものがあったんですね(^_^;)

 

    

HALF-STAFF82+1発行「HAL9000 No4」。

山田栄子(かがみあきら)、伊藤まさか(伊藤まさや)、船戸均他が参加。

 


 

GMコーポレーション発行「エンブレマティック」。

いとうまさか(伊藤まさや)、沢田翔、渡辺久志、武内真紀、あぽ(かがみあきら)他が参加。

 

   

スタジオ仏滅発行「GEN with SHOJOTAI(佐藤元個人誌Mk-2)」。

1983年ころデビューの少女アイドルグループ少女隊のファンジン。メンバーにミホ、レイコ、トモ、チーコなどがいた。店主はあまり詳しくないけど(^_^;)

 

   

オフィスバク発行「ATTRAPPE」。

皆川晴久の個人誌で、イラストやマンガの断片を寄せ集めた作品集。

 

 

どりーむばすけっと発行「ままぜる 1」。

香塔せいらと麻姫光絵(高橋光恵)の合同誌。

 

 

伊藤まさや発行「めかりぃーた 1」。

B8サイズ8Pの豆サイズ折本。イラストが可愛い(^^)

 

 

 

 

AWSC(びすけっと編集部)発行「びすけっと」1号、2号、3号。3号のみ発行元がGMコーポレーション。

クラリスマガジン騒動で有名なM氏がトラブル前に発行していた。アニメックつながりがあるのか、ゲストがちょっと豪華。

 

 

びすけっと編集部(AWSC)発行の小冊子「ぷち・びすけっと」。

あんまり大した内容がないので前掲のおまけに付けます(笑)。

 

 

こちらもAWSCのアラレんちゃ!編集部発行「アラレんちゃ!」。

発刊準備号と創刊号と2号。ところでAWSCって何の略だったんでしょうね。

 



2回目の紹介です。ムシムシしたり暑かったり。夏ですねえ。
★今回★このま和歩ファンシーモンスタープロダクトヴィーナス編集部、などなどです。
リンク先の各サークル紹介もお楽しみいただければ幸いです。

といいつつまずはAliceの追加を。増刊号の『かわいいオフロ』。
当時編集氏は「肉体描写が一個もない本になっちゃったよ!」と嘆いておられていましたが
なかなか良いメンバーの本です。
わずか1年で抜群に旨くなった帆魔亜土ことカトキハジメがミモノ!

>  >

「Darkroom of Alice」はAlice3号ふろく。薄いながらも漫画4本載っています。
「暗くて本誌向きではない作品」とのことですがなかなか趣深い本。



早稲田アニ研系列の久留米陸蒸気発行の2冊。LPで紹介されたこともある「きらめきのララア」
実力派福田昇の少女絵がたんと拝めて眼福です。徐々に生長していくところが良き。
エグい描写はなく成長アルバムを眺めるようです。

> 

> 

一方、うって変わってなかなかの。。。なミンキーモモ本が「愛のミンキーモモ」こちら。依頼式で作ったのか
作品中に編集の顔を知らないという描写が出て参ります。編集方式で作られた本が多くなってきた頃の同人誌。
当時の人気作家が少しづつ書いていてお得な印象の良本です。おまけ冊子付。

ファンシーモンスタープロダクト(FMP)の『妖精嗜好』シリーズは裏本扱いのCATTLITAも含めて今回は5冊

  

    

元々は前回紹介したルフィーのアダルト版として制作される予定が別の形での発行に至った様子。
妖精がテーマのアダルトマンガが(特に初期は)多いです。
フリースペースメンバーと名のあるゲストの構成で作られた冊子。初期と後半で徐々に割合が変わってきてます。

 
『MADWING 鷗』。詳細不明の白倉由美初期エッセイ掲載同人誌。


どうやらFMPの母体はココかなーと言うようなかんじで紹介するのは
「このま和歩FC赤字救済委員会」
異様に豪華メンバーのコピーイラスト集です。
 

この赤字救済委員会のスタッフ春河令やきりつ京介がFMPの主要メンバーであり、
このまFC誌の半分、FCサイドを作っているメンバー。
折り本も救済委員会が作っている可能性があります。

     

でんでんすずめの解散宣言を行っているのは計奈恵。
そんな計奈FC準備号です。発足されたのかな?計奈恵カットが多く楽しめます。




お次はロリータではない、アダルトアニメ美女のポルノを目指したヴィーナスの同人誌。

    

ヴィーナスと解散後に同様趣旨で作られたパワードヴィーナス。
パワードヴィーナス1号の自主発禁の話は時代を知る上ではおすすめです。
意に反してロリコン誌に思われたという評価もありましたが、
硬質で独特な描線のアラスカZの絵柄は今なお斬新なのでは。

ヴィーナスを発行するアトミックダイバー(AD)の通信紙扱いのフラストレーション。増刊のラム本


  

ラム本はゲストも漫画も多く読み応えのある一冊。
実はヴィーナスの話をする人に有ったことないけれど、どれもいい本です。
2号以降見なかったんですが続きの号は出たのか不明。

最後はAD発行のラム本に複数ゲスト参加している、キッチンファイター。
「女子高生によるキッチンファンクラブ」という触れ込みもありましたが
当時よくあるかんじのアニメキャラFC、男子キャラじゃなく美少女よりといった感じの本です。
同メンバーが出したゴットマーズ本と一緒に紹介。

  

コピーのゴットマーズ本の方が印刷がきれいで若干とほほ。但馬忍とYOKO(林陽子)が抜群に冴えています。


今月はこんなところで。お好みのものが見つかりますよう♪

 


 

ココでは昭和の後半のアーリー美少女同人誌をメインに
販売していく予定です。どなたかの琴線に触れるとうれしいな。

第一段の紹介は「Alice編集部」の「Alice」
 

白夜書房のムック「ロリコン白書」にも紹介されていた同人誌として覚えている方もいるかも。
編集者は当時のさまざまな老舗漫研や同人誌やスペースに顔を出し
ていた交際範囲の広い方で、それぞれのサークルの上手な方に声かけて作った
マンガメインの「Alice」はなかなかに読み応えのある同人誌になっています。
今回はいったん休刊する3号までのご紹介。
増刊の「Aliceの部屋」はオリジナルマンガ作メイン掲載の「Alice」に対して作った
「アニメとイラスト」メインの増刊。

 

いずれも上手な方は多いのだけれど後々活躍した方というとあまり多くないのが
意外なところです。

変質社発行の「プチプティアンジエ」

   

表紙がめちゃくちゃ曲がっているように見えますが多分印刷(というか面付け)ミス
だと思われます。中にあからさまな乱丁がありますがこれも面付けミスでは。
内容は有名な「プティアンジェ編集部」の「アンジェ」に比べるとエグめの小説が多い
ながらも、
海猫やんばるくいな(海猫かもめ)ブラック・エレガンス(華内美也)
新体操会社の初期マンガも拝めるお得な一冊。

倒錯社発行 「ネコリータvol2」


初期の猫少女猫耳少女モチーフの冊子。小説と短編漫画。裏表紙は冊子に
「誰が書いたかわからない」と書いてあります。。。


内山亜紀FC系列から3冊

     

スタジオ仏滅発行「
内山亜紀・千之ナイフ読本2」コピー本で電話インタビューと
情報がメイン。こういうFCがたくさんあったんでしょうね。チャンピオン編集部の話
など興味深いです。
あきらめ企画発行「あきらめないもん2」
内山亜紀モチーフで遊んじゃおうという雰囲気の一冊。
表紙の絵はかがみあきら先生ではなく、
みるくここあさん。ポスターなどでも
テクニックと模写力を発揮していてすごい。内山亜紀イラスト以外でもすらそうじ、武内真紀など
のイラストが充実しています。
内山亜紀FC連合妖精人形編集部発行「妖精人形1号」
このFC誌はオフセットで内山先生のポスター付。作品解説と再録あり。充実しています。


今回ラストは「
北欧妖精館」発行の「ルフィー」と「南武沿線共同戦線隊」発行の「銅竜剣」

 

北欧妖精館」発行の「ルフィー」は健全妖精モチーフ作品を集めた漫画誌
どちらかというと裏本的に派生した「妖精嗜好(フェアリータ)」の方が冊数も多く
活動も活発だった故忘れられがちですが丁寧に作られた良本です。
「南武沿線共同戦線隊」発行の「銅竜剣(ドラケン)」編集が藤本匡美。カット類が上手いな。
当時フリースペースで集っていた面々で作られた本という認識です。
80年代は合同誌、サークルの時代だったんだよなあと思い出したりする年寄りむじなです。



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