神保町裏通り日記 
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2013年
3月30日(土)
天気(曇)

 

 

 えーちょっと寒いです。寒の戻りというには早すぎるので、花冷えという感じでしょうか。

 今週の新着目録です。なかよしの付録3点と別冊マーガレットが1冊、デラックスマーガレットが9冊、週刊少女コミック増刊号が3冊、別冊少女コミック増刊号が1冊。

 

 

 

 なかよし付録は3点のみです。左上1996年6月号セット。右上1997年7月号セット。下1996年6月号レターセットです。それぞれの中身の詳細は目録の方でどうぞ。

 

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 別冊マーガレットは1971年2月号。山田ミネコの雑誌デビュー作「ひとりっ子の冬」掲載です。まだペンネームが山田美根子表記の頃です。

 

 デラックスマーガレットは1971年夏の号から1973年夏の号までの9冊。この時期の高橋真琴の表紙は素晴らしいですね。

 

 この時期のデラックスマーガレットでは、鈴木光明の最末期の作品が読めます。右の「白い旋律」は、一応漫画作品としては最後の作品です。

 

 少女コミックの増刊号に関しては1972年から74年にかけてのもの。週刊少女コミックと別冊少女コミックからそれぞれ増刊号が出てるのですが、それぞれの位置づけというか区別がよくわかりません。

 今週はこんなところで〜。

 これだけじゃ寂しいので店主の雑文更新しました。今回は島みち子とかなりマイナーですが、暇つぶしにどうぞ。

 それから4月のスケジュールですが、ちょっとまだ不確定の部分があります。中盤ころに大阪で全古書連大市会というのが開催されますが、それに出席するかどうか今のところ未定です。出席するとすれば17日頃から2,3日店を休む予定になります。それからゴールデンウィークのスケジュールですが今回は前半休みで後半営業になる可能性があります。それからNHKの取材が入る予定なのでそこら辺もまた不確定要因になります。いずれにしろ確定しましたら営業スケジュール表に反映させます。よろしくお願いいたします。

 

 

 

2013年
3月23日(土)
天気(曇)

 

 

 東京の桜は満開のようです。観ていないので推測なんですが(;´Д`)。

 今週の新着目録です。「なかよし」の付録を予定していたのですが、あっさり断念。申し訳ないです。再度付録を整理していたら、また「りぼん」の付録が出てきたので、今週も「りぼん」の付録の続きをアップします。

 

 今週は5点ほど陸奥A子の付録が見つかりました。最近はとんと出てこないです。

 

 他は水沢めぐみと高田エミが多いです。

 なかよしの付録は2点だけ。上の画像は1994年4月号のもの。なかよしの場合袋を開封しないと内容物が把握できないため、かなり手間がかかります。そんな訳で少しずつのアップになりそうです。

 

 その他週刊セブンティーンが6冊。上は1978年8月8日号。中堅どころの読みきりスポーツ漫画シリーズの第1回、志賀公江「ラブショットをもういちど」掲載。

 

 立風書房「いつかどこかで チッチ愛の絵本」が4冊。上は1979年1月号。文月今日子の絵物語「山ん子三太」掲載。主軸はみつはしちかこですが、意外な作家の作品が掲載されていたりする雑誌です。

 今週はこんなトコロで。来週は一応なかよしの付録のつもりですが、また別なものになる可能性もあります。よろしくです。

 小学館「ビッグコミック・オリジナル」2013年4月5日号、村上もとかの「フイチン再見!」始まりました。

 

 

2013年
3月16日(土)
天気(晴)

 

 

 暑くもなく寒くもなくちょうどいい天気です。こんな日が続くといいな。

 今週の新着目録です。りぼんの付録29点です。年代的には1983年〜2002年ころまでのもので、今回はビニール未開封のセットものが多めです。

 

 

 手帳やメモ関係。左上から1983年2月号、1984年1月号、1991年8月号、1992年4月号付録。残念ながら今回陸奥A子は僅かしかありません。年代的なこともあって池野恋は比較的豊富です。

 

 1988年12月号付録「池野恋のときめき大サーカスりぼんファイル」です。紙製のバインダーのな中に紙製のリーフポケットが2枚ついています。なかなかおしゃれな一品です。

 こちらは1987年6月号付録「ときめきトゥナイトメモリアルシーン・コレクション」です。16面のカラーイラストが収録された人気商品です。

 

 

 その他各種セットものです。当時のビニール袋のままの未開封品なんで写真で内容を確認するのがちょっと難しいですが、いろいろ詰まってお買い得になっております。

 画像をあげるときりがないのでここらへんで。来週は「なかよし」の付録を処理したいのですが、まあ来週のことなのでどうなるかはやっぱり未定です(^^ゞ

 それではまた来週〜(^_^)/~~~~

 

 

2013年
3月9日(土)
天気(晴)

 

 

 暖かいというより暑いです(^^ゞ。極端な天気だなぁ。

 今週の新着目録です。「月刊セブンティーン」他13冊(^^ゞ。あまりに少なすぎ。すいません確定申告でちょっと立て込んでいたのでm(_ _)m。

 今回のイチオシ。別冊セブンティーン1979年3月号掲載、池田理代子「乙女の祈り」です。扉に池田理代子デビュー前の作品とありますが、絵柄から判断して本当のデビュー(若木書房「由紀夫くん」)前というわけではなくて雑誌デビュー前ということのようです。つまり貸本時代の作品ということになりますが、「乙女の祈り」という単行本は今のところ未見です。ひょっとしたら単行本に成らなかったのかもしれないですね。

 も一つ紹介。月刊セブンティーン1980年8月号掲載、鈴木雅子「フィメールの逸話」新連載。古書店からみて鈴木雅子の単行本というのは、それほど人気があるわけではないのですが、この「フィメールの逸話」だけは別格。単行本も総集編が掲載された別冊セブンティーンの増刊も、ハネが生えたように売れます。話の内容もこの当時としては斬新で良く出来ております。

 今週はこんなトコロで(少な!)(^^ゞ。

 あまりに寂しいので、お店と関係ないお知らせを。次号のビッグコミックオリジナル(3月19日販売)にて村上もとか「フイチン再見!」という新連載がスタートします。

 「フイチンさん」で有名な上田としこの伝記を描いたものになるようです。うわー、どんな作品になるか楽しみです。

 それではまた来週〜(^_^)/~~~~

 

 

2013年
3月2日(土)
天気(晴)

 

 

 なんだか少し暖かくなってきたような気がします。でもお彼岸まではまだまだ油断出来ませぬ。

 今週は「プリンセス」17冊、「ビバプリンセス」1冊の計18冊。先週と打って変わって少なくてすみません。

 プリンセスは1980年〜1986年まで。

 売りは相変わらずの「王家の紋章」ですが、たまには少し違うものも紹介。

 1982年9月号掲載、萩尾望都「モザイク・ラセン」新連載です。

 この時期ちょっとプリンセスで集中して仕事をしていた、曽根富美子。1983年11月号掲載、「きらいな方程式」新連載です。

 

 その他、個人的にこの頃の作品で好きだったのは、高階良子のホラーでもミステリーでもないラブロマンス系。左の画像は、1983年9月号掲載、「天使の胎内」読切。高階良子はミステリー描かせても上手いけど、普通のラブロマンスも非常に上手いと感心した作品です。逆に橋本多佳子のちょっとホラーっぽい1981年12月号掲載、「蝶の森」読切なんかも良い感じでした。

 あとプリンセスというか、秋田書店系の少女漫画で特徴的なのは長期連載が多いということです。未だに未完の細川知栄子「王家の紋章」を始め、あしべゆうほ「悪魔の花嫁」、イケスミチエコ「クリスタルドラゴン」(プリンセスではないけれど)のような未だに完結していない作品が目白押し。

 青池保子「アルカサル ―王城―」。この画像は1984年1月号新連載のもの。この作品も完結したのは2007年(途中長いこと休載していた)。足掛け23年かかった計算。

 中山星果「花冠の竜の国」。この画像は1985年6月号の新連載のもの。こちらも「花冠の竜の姫君」や「花冠の竜の国 2nd」という続編も始まっていて、シリーズとしては終わる気配を見せません。

 姫木薫理「ぴーひょろ一家」。この画像は1986年5月号の新連載のもの。この作品も「新・ぴーひょろ一家」「ぴーひょろ一家前世編」「ぴーひょろ一家20XX」と掲載誌を変えながら続編が出たパターン。でも最後の単行本が出たのが2002年ころのはずなので、未完ながら一応打ち止めなのかな。

 天城小百合「魔天道ソナタ」。この画像は1986年6月号の新連載のもの。この作品は一応普通に完結しました(^^ゞ。でも完結が1993年だから17年も連載やっていました。まあ他の長期連載に比べればカワイイものです(^^ゞ。

 最後は「ビバプリンセス」。

 

 1986年4月25日号です。それまでは「別冊ビバプリンセス」という誌名で季刊でしたが、この号から「ビバプリンセス」の名称で隔月刊となります。右の画像は島森清子「赤い土」読切です。帝政ロシア末期の時代、農奴の娘と農奴解放を目指す変わり者の貴族を描いた佳作。島森清子は、作品数が少なくて残念がら単行本が出なかった作家さんですが、絵も作風も地味ながらちょっと印象に残る良い作品描いてました。

 この画像は上記「赤い土」の中の見開きページですが、わざわざノンブルも柱文字も一切削除しております。一見この手抜きのようにみえる絵を自信を持って見開きにするセンスは非常に買いだと思いました。

 今週はこんなトコロです。来週は一応月刊セブンティーンの予定ですが、まあいつものように予定は未定の場合もございます(^^ゞ。

 最後に目録以外をちょっとご紹介。

 2月28日に小学館から刊行された、有間しのぶ「その女、ジルバ」1巻です。表紙を見るとゲテモノ系ギャグにしか見えませんが、ギャグの中にもじんわりとした感動を生む傑作です。子育終わったようなシニア世代にはうってつけの作品。ここ最近での店主のイチオシ漫画です。

 それではまた来週〜(^_^)/~~~~

 

 

2013年
2月23日(土)
天気(晴)

 

 

 先週は中央市大市の影響で変則的な営業になりお客様にはご迷惑をおかけいたしました。でまあ市場の結果といえば、売りがちょっと良くて買いがちょっと残念という感じです。んー次は頑張りたいなぁ。

 今週はプリンセス大量出品です(^^ゞ。プリンセス以外もちょっとだけあります。内訳は「なかよし」1冊、「りぼん」3冊、「りぼん大増刊」2冊、「ひとみ」1冊、「別冊ビバプリンセス」4冊、「プリンセス」58冊で合計70冊。久しぶりの大量出品だなぁ。

 今回のプリンセスは1976年1月号〜1985年3月号まで。

 

 「プリンセス」の売りは、なんといっても細川知栄子「王家の紋章」のカラーページ。

 中には巻頭カラー10ページなんて号もあります。初期のプリンセスお得意の折込見開きカラーページも多しです。

 

 こちらは「別冊ビバプリンセス」。青池保子「エロイカより愛をこめて」が受けていた時代です。B5版の雑誌の中では凶悪に厚い雑誌です。すごく背割れしやすいので古本屋泣かせです(^^ゞ。

 

 他にも「ひとみ」創刊号とか、「なかよし」の「キャンディキャンディ」カラーページ収録号とか、

 

 「ときめきトゥナイト」掲載の「りぼん」とか「りぼん大増刊」が少しずつあります。

 今週はちょっと大量すぎるので中身の解説はちょっとお休み(^^ゞ。

 来週は引き続き「プリンセス」とか一部雑誌やります。

 

 

 

2013年
2月15日(金)
天気(雨)

 

 

 来週の月曜日に中央市会大市という業者市が開催されます。その手伝いの関係で16日土曜日と18日月曜日は臨時休業いたします。その関係で本来土曜日の目録更新は本日金曜日に行いました。

 開店11周年記念なので、普段よりちょっとだけ良い物出しました。すごく良いものじゃなくて申し訳ないです(^^ゞ

 

 まずは貸本です。あかしや書房「ハイヒール殺人事件」です。表紙は今村つとむ名義ですが、扉を見ると今村つとむと今村洋子の共同名義です。父娘合作作品のようです。カバ欠ですがコンディションは比較的良好です。

 小学六年生1960年8月号付録、芳谷圭児「黒いバラ」です。私自身、芳谷圭児というと「高校生無頼控」のイメージが頭に染み付いているんですが、初期は少女漫画を中心に活躍した人でもあります。

 花とゆめコミックス版、西谷祥子「ギャングとお嬢さん」です。花とゆめ版は本当になかなか出ません。カバー絵が2種類ありますが、こちらは後版です。コンディションはちょっと傷み有りますが、ノーコーティングの花ゆめ初期版としては良い方です。

 

 細野みち子「おはようエルザ」の2巻と3巻です。本当はセットで出したかったんですが、まあもういいや(^^ゞ。そんな訳でお安めにバラ売りです。

 ティーンコミックス、青池保子「ニュートン十三世」。残念ながら貸本上がり。なのでちょっとお安めの値段設定です。

 久しぶりのガロ系。佐々木マキ「ピクルス街異聞」。割かしコンディション良いです。

 

 内田善美「星の時計のLiddell」全3巻です。今回全3巻初版の帯付で本体コンディションは良好ですが、帯のコンディションはちょっと良くありません。

 

  

 こちらは本当に久しぶりの入荷。水記利古「長崎ミステリー案内シリーズ」全3巻です。「ぎやまん亭奇談」「交雑酔夢少年」「チャイナマーブル」の3部作です。今回は帯もついてコンディション良好です。さらに水記利古の最高傑作「逆魔法」も入荷です。

 

 

 最後は朝日ソノラマの「トップレディ・カラーシリーズ」です。今回は「樹村みのり」「倉多江美」「大島弓子」「山岸凉子」の4作品。A4版という大型のハードカバー装丁でイラスト集みたいですが、基本的な内容はマンガで多少カラーイラストが収録されているという感じです。それぞれB1サイズ(雑誌の16倍のサイズ)のポスター付きです。今回は帯なしと帯付それぞれ両方入荷しましたので、お好きな方をよろしくどうぞ。

 開店から11年が経ちます。11年もやってこられたのはひとえにお客様のご支援の賜だと考えております。今後も良い品を提供できるように頑張りたいと思います。これからもよろしくお願いたします。

 中央市会大市の都合で、ちょっとメールのお返事が送れるかもしれません。なるべく影響無いようにはいたしますので、よろしくお願いいたします。

 

 

2013年
2月9日(土)
天気(晴)

 

 寒いですね。早く暖かくならないかしら。

 今週の新着目録です。今週は小学館「ちゃお」の付録だった「マイラブコミックス」27冊です。

 マイラブコミックスの詳細はよくわかりません。1984年頃から1987年頃までチャオの付録として付いておりましたが、通巻表記がないため何冊くらいでたかももはっきりしません。もう少し調べてはっきりしたらその点はまた報告いたします。
 判型は新書版(通常のコミックスサイズ)でページ数は大体148ページでした。ちょっと薄めでカバーのついていないコミックスという感じです。特徴的なのは一部のマンガを除いてあまり単行本に収録されなかった作品が多いことです。今回も全てではありませんが、単行本未収録は結構多いです。

 

 

 基本的なパターンとしては30〜50ページの短編作品が2〜4作品収録されている形式が多いです。その際”スイートロマン”とか”学園ラブコメディ―”とか”ミステリーロマン”とか若干のテーマ付がされておりました。

 画像は左上1984年11月号付録、宮城朗子「冬色ハートに花の雨」他2編。右上1985年11月号付録、惣領冬実「ピンクでわっしょい!」他2編。左下1985年11月号付録、穂実あゆこ「柱時計の子守歌」他2編。右下1986年4月号付録、穂実あゆこ「人形殺人事件」他2編。

 

 そのような短篇集パターン以外にも、前後編で長辺を収録するケースも有りました。上の画像は1986年2月号、3月号付録、寺館和子「16歳レクイエム」です。

 

 1986年になると時代を反映してかファミコンゲームを題材とした漫画が増えます。左は1986年5月号付録、「特集:ファミコン&フレッシュ競作」として、うえだ未知「ファミコンまりクン」他2編収録。右は1986年9月号付録、「特集:ファミコンコミック! オールファミコンまんが5大競作」としてファミコンまんがが5編収録されております。

 

 1987年になると作者単独名義のものが増えてきます。左は1987年4月号付録、聖鈴子「風丸外伝」。右は1987年5月号付録、麻原いつみ「Girls' School サクラサクラ」です。

 

 珍しく付録らしいのも1点ありました。1987年9月号付録、「コミック版 血液型恋愛術入門」です。この当時は血液型占いも流行っておりましたねぇ。

 今週は以上です。

 あと開店11周年記念ということと、雑誌の置き場が限界に達しちゃったという二つの理由で、「花とゆめ」の特売セールを刊行いたします。雑誌「花とゆめ」(増刊含む)を全品半額にいたします。是非この機会にどうぞ。

 収納スペース空いたら、また別な雑誌を仕入れちゃうんでしょうけどね(^^ゞ

 来週は中大市会大市のため16日(土)〜18日(月)をお休みさせていただきます。そのため土曜日の目録更新は15日金曜日に行います。16日〜18日にかけてはメールのご返信もスムーズにできない可能性がございます。ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんが、何卒ご容赦の程よろしくお願い致します。

 

 

2013年
2月2日(土)
天気(曇)

 

 今日はなんだかすごく暖かい。またすぐに寒くなるみたいですが(^^ゞ

 今週の新着目録です。先週に引き続き朝日ソノラマ系です。今回は「眠れぬ夜の奇妙な話」です。「ハロウィン」の増刊号として刊行され、通称「ネムキ」と呼ばれた雑誌です。朝日ソノラマも今では朝日新聞社に吸収され無くなってしまいましたが、この「ネムキ」だけは今でも残っております。今では数少ないのホラー雑誌になってしまいました。

 と書いていて、ちょっと調べていたら2013年1月号を持って廃刊になっていた(T_T)。と思ったら2013年4月に別な体裁で新創刊されるみたいだ。ややこしいなぁ。

 

 今回は1990年11月の創刊号〜1994年5月号(通巻19号)までのB5版だった頃までアップします。ちなみに通巻20号からは判型がA5に変更されます。

 創刊当初からナカナカ濃い陣容でスタートしております。JET、高橋葉介、木村直巳、伊藤潤二、波津彬子、TONO、まつざきあけみ、池田さとみ、ますむらひろし、ふくやまけいこ、川原由美子、今考えたらそうそうたるメンバーですね。

 ちょっと今週は体調不良なんで、個々の作品取り上げるのはパスさせてください。でも1つだけ。

 あとがきマンガ家として高名?な、波頭濤子「日々平安」です。私はかなり波頭濤子を偏愛しております。波津彬子より好きかもしれません(^^ゞ。

 今週はいろんなことが重なって、あまり数も入れられませんでした。2月は中央市大市の手伝いなども重なるため、あまり新規入力が進まないかもしれませんが、何卒ご容赦の程よろしくお願い致します。

 それから「漫画の手帖 TOKUMARU07」が発行されました。今回はお得な別冊がついております。相変わらずの店主の拙文掲載です。どこかで見かけましたら、おひとつどうぞ。

 追加情報です。

 江東区森下文化センターにて、2月14日〜3月3日の間、「おおやちきの世界展」が開催されます。原画展時なども行われますので、この機会に是非。

 詳細は公式ツイッターサイトで。

 

2013年
1月26日(土)
天気(晴)

 

 

 天気は良いのに芯から冷える(T_T)。

 今週の新着目録です。朝日ソノラマ「ハロウィン」と1993年頃の「なかよし」付録セットです。

 まずは朝日ソノラマ「ハロウィン」。今回は創刊号の1986年1月号から1989年12月号まで。

 

 創刊から1年目までは、どこの新規雑誌でも同じ話だけれど、いろんな作家にチャレンジさせている。大御所楳図かずおは別格として、新田真子(しんだまね)、青木庸、神坂智子。神坂智子に関しては今回初めて気が付きました。

 

 

 ここでメジャーになった作家としては、御茶漬海苔や伊藤潤二などがおりますが、それ以外はあまりメジャーに進出できた方はいませんでした。

 以前にもちょっと書いた井上宣なんかは、ちょっといい所まで行ったような気がしたんですが。

 

 井上宣には、1987年5月号から始まった「NEO SORCERER SHADE」シリーズと呼ばれる連作短編が在りました。
 作品一覧はこんな感じ。

 「ハロウィン」
1987年5月号「カーバンクル」
1987年9月号「バジリスク 前編」
1987年10月号「バジリスク 中編」
1987年11月号「バジリスク 後編」
1988年4月号「ドクター・プリンとピュートンの花嫁」
1988年10月号「テネグラの微笑」
1989年2月号「夢の迷宮のアニス」

 「夢の迷宮のアニス」で一応シリーズの第1章が完結とのことで、掲載の1989年2月号の柱には、3月に単行本を刊行との刊行予告も書かれておりました。残念ながら結局刊行されませんでした。どんな事情で刊行されなかったかは、サッパリ分かりません。好きな作家だったのですごく残念では在りました。

 

 

 なかよしの付録は4点。1993年6月号、7月号、11月号と1994年1月号の付録のセットです。未開封品が多いので、今回は月単位でのセット販売いたします。なにせ開けられないので、詳細が一部不明の号もあります(^^ゞ

 来週はちょっと未定になります。ひょっとしたら今回の続きかも〜。

 

 

2013年
1月19日(土)
天気(晴)

 

 

 やっぱり寒い! もうしょうがないですね。

 今週の新着目録です。「月刊mimi」と定番キャンディキャンディとマーガレットコミックスが少々と桂むつみファンクラブ会報〜。

 

 月刊mimiは1977年から79年にかけて。あまり珍しいものはないのですが、1冊だけ1979年8月号に樹村みのり「麦わら帽子いっぱいの夏休み」掲載されておりました。一度ネムキか何かに再録はされましたが、単行本には未収録の作品です。

 

 当店定番商品、いがらしゆみこ「キャンディキャンディ」です。今回は初期タイトル黒の全巻セット。ちょっとだけコンディションがアレですが、8,9巻の帯付は珍しいです。もちろん9巻の完結記念ピンナップ付きです。

 河あきらのマーガレットコミックスもちょっと入荷。上は初期の代表作「故国の歌は聞こえない」全2巻です。近年はコンディション良いのがなかなか見つかりません。

 

 市川ジュンの初期単行本も少々入荷。「三月の家」、「それぞれの旅」、「暁の目の娘」、他2冊。残念ながらちょっと背の退色が強いのでコレクション向きではないです。

 最後は桂むつみファンクラブ会報「むーみんはうす」と「ほんとなのょォ?」

 

 

 うえが「むーみんはうす」で1980年〜82年まで刊行されました。No.8が最終号になります。廃刊になった理由は、桂むつみの出産と子育による漫画活動の停止(実際には83年まで執筆は多少続けた)と会の代表者の就職によるものであった。

 下の「ほんとなのょォ?」も同じ会の発行。ただし発行責任者がちょっと違いました。こちらは3合までしか続きませんでした。

 来週はちょっと付録関係の予定です。それから「ハロウィン」もちょっと整理したいなぁ。

 

 

2013年
1月12日(土)
天気(晴)

 

 

 寒いですね。お鍋が食べたい気分です。

 今週の新着目録です。今週は普通の本が1点もありません(^^ゞ。

 

 まずは原画から。左は巴里夫のものです。8.5×12.5cmとあまり大きなものではありません。裏面にサインが入っております。
 右は池上遼一の原稿コマ切抜4点です。小学館スペリオール掲載「覇-LORD-」のものです。ボツ原稿から切り抜いたもので、サイズもそれほど多くないです。右上のカットで5×5cm程度です。

 

 お次は学年誌の付録。小学三年生1968年5月号付録、高橋真琴のきせかえセットです。ドレスが箱と一体の印刷されていますので、切り抜いて使うようになっています。一緒にくっついているトランシーバはオマケです(^^ゞ

 こちらは小学五年生1953年2月号付録、森康二「日本早めぐりゲーム」です。すごろくみたいに日本めぐりしながら遊ぶゲームのようです。

 こちらはシール。左は椿こうじ、右が谷ゆきこの絵です。多分学年誌の付録ではないかと思うのですが(右は間違いないけど左が不明)、詳細がちょっと良くわかりません。

 

 お次は光文社「少女」の付録から。少女1955年5月号付録、「あなたとスターの写真用アルバム」。前半ちょっとした記事が乗っていますが、基本的にはスクラップブックです。後半20ページには雑誌から切り抜いた挿絵やアイドルのピンナップなど100点以上が張り込まれております。

 

 勝山ひろしの絵葉書11枚セットです。「少女」の付録であることは間違いないのですが、正確な年代は不明です。多分昭和30年ころとは思いますが。

 

 こちらも少女の付録で勝山ひろしの絵葉書ですが、描かれているのがオリジナルではなく当時の子役やスターたち。それぞれ古賀さと子・高千穂ひづる・近藤圭子・松島トモ子・雪村いづみ・若尾文子・美空ひばりです。

 こちらはブロマイド(印刷)。これも「少女」の付録ではないかと思われるのですが、確証はなしです。江利チエミ・雪村いづみ・古賀さと子・久我美子・松嶋トモ子までは分かったのですが、他数名わからない人がおります。店主はアイドル系が苦手なんです(^^ゞ

 こちらは上のものよりちょっと大きめのブロマイド(印刷)。こちらは表面にサインが書いてあるので分かりやすいです。松嶋トモ子、古賀さと子、鰐淵晴子、近藤圭子。こちらも多分「少女」の付録だと思うのですが、やっぱり確証なしです。

 付録の最後はこちら。

 少女コミックイラストカレンダー1974年。週刊と別冊の合同企画のようなので、雑誌付録ではなく、販促用のグッズのであった可能性が高いです。2ヶ月毎のめくりになっています。

 

 こちらがカレンダー内部。3,4月が上原きみ子。9,10月が萩尾望都です。

 

 あさきゆめみしポストカード集です。今回は蒼月の章と紅陽の章のセットで販売です。

 

 長谷川町子「いじわるばあさん かるた」です。姉妹社発行のものです。箱にちょっと汚れとイタミありますが、内部はシュリンクが貼られ未使用品です。多分1970年代後半のものだと思うのですが、どうなんでしょ?

 最後は「ピンポンパンのかみしばい」。あまだのマスコミシリーズ2で、表紙は初代おねえさんの渡辺直子です。箱が欠なのと、表紙(1枚目)に汚れとイタミがあるので、安めの設定です。

 今週はこんな所で〜。来週はとりあえず「mimi」の予定です。

 

 

2013年
1月5日(土)
天気(曇)

 

 新年あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。当店も今年で11年目に突入いたしました。本年も変わらぬご愛顧の程、何卒よろしくお願いいたします。

 さて毎年恒例になりました、風虎通信「宇宙の傑作機シリーズ」です。

 

 左が「宇宙の傑作機No.18 NK−15/33」です。ロシアのロケットエンジンに関する内容です。著者は「RD−170」と同じT.H.Graceです。A5判型で56ページ。売価は800円です。完売しました。

 右は「はたらくロケット M−Vロケット」です。国産のM-Vロケットの内部詳細を図鑑風に書き下ろしたものです。著者は渡部韻です。25×25cm角型サイズで16ページ。売価は600円です。

 「はたらくロケット」の方が特殊サイズなんで、梱包方法を思案中です。頑丈な専用梱包材を使うと梱包材で赤字になっちゃうし、薄くて大判のものを封筒だけで送ると輸送時に傷むしでナカナカ悩みものです。

上記2冊をご注文のお客さは、以下の内容を明記の上、メールにてご連絡ください。
・書籍名
・送付方法:
 ゆうメール(旧冊子小包) 追跡不可、時間指定不可 代金引換可能(代引の場合のみ追跡可) 1冊の場合送料210円
 ゆうパック 追跡可、時間指定可能、代金引換え可能 距離に応じて送料変わります
 時間指定(午前、12時~14時、14時~16時、16時~18時、18時~20時、20時~21時)
・お支払い方法
 1)郵便振替(振替用紙を同封いたします)
 2)ジャパンネット銀行(発送後口座番号をご連絡いたします)
 3)代金引換(別途手数料370円必要です)
・送付先:郵便番号、ご住所、お名前、お電話番号

 

 今回はサイズの関係でレターパックによる送付はできません。

 また取り置きの際はメールまたは電話にてその旨ご連絡ください。


よろしくお願いいたします。

 来週からは通常の目録更新を行います。それでは本年もまたよろしくお願い致します。

 

 

東京都公安委員会許可第301020205392号 書籍商 代表者:藤下真潮