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神保町裏通り日記
 
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2017年
9月26日(火)
天気(晴)

 

 

 そろそろ10月です。10月になると恒例の古本まつりが開催されます。今年は10月27日(金)〜11月5日(日)までとなります。

 今年も色んなイベントが開催されます。当店でも色々仕込みをしております。

 そんな第一弾がこれ。

  

 みなもと太郎 画業50周年 原画展
  −「ホモホモ7」「ふたりは恋人」〜「風雲児たち」まで−

 2017年10月29(日)〜11月5日(日)
 神保町 @ワンダー2階 ブックカフェ二十世紀
 入場:無料
 会期中に一部原画、著作、同人誌、グッズの販売もいたします

 最終日11月5日(日)17時より スペシャルトークイベント開催!
 みなもと太郎×飯田耕一郎
 参加費2千円(1ドリンク付き)
 終演後に別途1千円で懇親会開催

 なんで開催場所がくだん書房じゃなくて@ワンダーかといえば、うちには原画展やるスペースが全く無いからです〜(^^ゞ

 第2弾、第3弾は古本まつり直前に発表いたします。

 では、今週の新着目録です。

 先週紹介できなかった「ふしぎな仲間たち」全9冊と東考社版「超人ロック」です。

 まずは「超人ロック」。以前は単行本に分類していたんですが、やはり作画グループの同人誌としての性格が強いので同人誌の分類に変更したします。

 作画グループ7の聖悠紀「超人ロック コズミックゲーム」です。赤いカバーがスレやすくてすぐにカバーコンディションが悪くなるのですが、これは折り返し部に少々スレがありますが、まあまあのコンディションです。

 こちらは1977年に出された普及版。全2巻です。

 お次は「ふしぎな仲間たち」です。今回全9巻揃ったので表紙も含めて紹介します。


 第1号 1974年10月発行 B5サイズ 154ページ 定価380円


第2号 1975年6月発行 B5サイズ 188ページ 定価380円


第3号 1976年1月発行 B5サイズ 108ページ 定価200円

 


第4号 1976年3月発行 B5サイズ 108ページ 定価200円

 


第5号 1976年6・7月号(5月発行) B5サイズ 156ページ 定価260円

 


第6号 1976年9・10月号(9月発行) B5サイズ 156ページ 定価260円

 


第7号 1976年11・12月号(11月発行)B5サイズ156ページ 定価260円

 


第8号 1977年1・2月号(1月発行) B5サイズ156ページ 定価260円 

 


1977年3・4月号(3月発行) B5サイズ156ページ 定価260円

 「ふしぎな仲間たち」は創刊が1974年10月、終刊が1977年3月、約2年半の間に9冊が発行された。

 商業誌とも同人誌とも取れるような作りと内容で、以前販売した際にははっきりとした出版の経緯がよく判らなかった。今回調べ直した所、多少判明した部分がありましたので、ご紹介します。

 発行人は篠原幸雄と田村仁の2名。
 篠原幸雄は、1950年東京生まれ。中学時代に仲間3人と「つれづれ草」という肉筆回覧誌を発行。同人誌はCOMで紹介されたり、新宿コボタンで展示会なども行っていたようである。
 高校時代からマンガの持ち込みを行い、高校卒業とともにダイナミックプロにアシスタントとして参加。1970年12月に週刊少年ジャンプでイタイイタイ病をテーマにした「悪魔の水」でデビュー。その後秋田書店に移って週刊少年チャンピオンにて「負けずの大五」を連載するが、10回にて打ち切られる(当時の編集長は壁村耐三氏)。 そして商業主義に乗ったマンガではなくて掲載できる場を作りたいとして「ふしぎな仲間たち」を刊行する。
 もう一人の田村仁については、全く判らなかった。名前から 「ふしぎな仲間たち」で執筆していた田村良介かとも思われたが、確証をつかむことはできなかった。

 1974年10月にB5サイズ154ページ定価380円で第1号が刊行される。いろいろと試行錯誤をしたようで3号以降は隔月ペース。値段もページ減して200円〜260円。執筆者もプロからアマチュアから多方面の人材が集まり、独自レーベルのコミックエトランジェを立ち上げ「負けずの大五」の単行本を刊行するが、9号目で資金がショートし廃刊となった。ちなみに廃刊の告知はされていません。

 アウトラインはこの程度で、あとは内容の紹介を。

 1号から。篠原幸雄「負けずの大五 第2部放浪編 谷下路村覚書」。

 4号から。竹内オサム「白い手紙」。評論以外は読んだことなかったのですが、意外と漫画も上手い方ですね。

 6号から。土屋進「ひるさがり」。多分あの土屋進だと思うのですが、どうなんでしょうか。多分大丈夫だと思うのですが、今ひとつ確証が持てない(^^ゞ

 

 左が1号から。おかざき優「パーの一族」。右が4号から。みだらゆうすけ「パーの一族4 メリーベルと金の◯○」。「パーの一族」シリーズは執筆者変えての連作で5話まで続きました。
 第1話の掲載が1974年10月号なので、迷宮の「ポルの一族」よりも早い時期でのパロディ化です。ある意味凄いな〜。

 5号と6号には、竹沢コウ「パンディモニアムシャドウショウ」。商業デビューはりぼん1976年夏休み大増刊なのでちょうどデビュー時期です。その後、竹沢タカ子にペンネーム変えてウィングスで活躍します。

 7号から。すがやみつる「手錠刑事 ワッパデカ」。すでにデビューしてますが、「ゲームセンターあらし」がブレークするちょっと前です。

 最後の1作は5号から。某漫画の手帖の某編集F氏が愛してやまない、有川さぶ「フレーバーランドの妖精たち」です。1976年というこの時期にこれだけ荒唐無稽前衛的な怪作漫画があっただろうか。いやおそらくあるまい。この作品に価値を見出した、某編集F氏の見識の鋭さ(笑)に敬意を評します。
 ちなみに有川さぶは有川しりあ名義で企画物のマンガをやられているようです。

 

 今週はこんなところで〜。来週はまた同人誌です〜。

 

 

 


 

2017年
9月19日(火)
天気(晴)

 

 

 色々とドタバタしていて貧乏暇なし状態です(泣)。

 今週の新着目録です。すげー少なくてホント申し訳ない(^^ゞ。しかもなんだか中途半端だ。

 とりあえず貸本マンガが3冊。

 

 本当に久しぶりのナカムラマンガのオオトモヨシヤスです。しかも探しに探して幾星霜ようやく仕入れることができた「南極大陸」です。そんなわけで店主の思い入れはたっぷりです(笑)。

 

 ナカムラマンガ時代のオオトモヨシヤスといえばヒロインの女の子がやたらと可愛いです。しかも今回ちょっと苛められたマス(^^ゞ。

 毎度おなじみマリちゃんに加えて

 今回はアイちゃんという女の子も登場。

 ストーリーは南極大陸で発見されたウラニウム鉱脈をめぐり日本の南極探検隊とニヒル帝国が戦うというお話。

 メカも色々出てきます。

 お次は角田まき子が2冊。

 ひまわりブック355、角田まき子「あの丘の上まで」。画像を見るとなんとなく学園成就ドラマみたいですが、まああの角田まき子なんでそういう話ではありません。主人公の少女サナエは母親と死に別れ孤児院(児童養護施設)にやってきます。父親がどうしたかといえば出稼ぎに出たまま行方不明という状態。園長からは父親は死んだと着あkされるが、サナエはそれを信じることができない…。まあそんな感じのお話です。

 ひまわりブック377、角田まき子「あおい空あおい海」。

 3つの短編から構成されています。1話目は「白い髪」。サラリーマンの男女のお話で、主人公の男は上役の都合で地方転勤させられそうになる。半分ヤケになった状態で以前から気になっていた女性に告白をするが、女性から自分はしろこ(アルビノ)であるという出生の秘密を聞かされてしまう。まだそういう偏見が根強い時代、男は…。

 2話目は「身上相談」。ラジオの人生相談で有名な中年女性の自宅に一人の男がライフル片手に乗り込んでくる。男は今後一切人生相談の仕事から手を引けと迫る。

 3話目は「あおい空あおい海」。絵本で読んだ青い海を見ようと家出した少女がようやく海に辿り着くと、そこには工場排水で汚れた海しかありませんでした。少女は海を青くしようと絵の具を手に入れて奮闘するのですが…。

 どれも設定されたテーマに対し短すぎるのでかなり未消化になってる感はしますが、今までにない少女マンガを描こうとする熱意には溢れた作品です。

 ちなみに各話は完全に独立していますが、作画構成上舞台背景が繋がっているという映画のオムニバスなんかでよく使う手法が使われております。ココらへんもこの時代の漫画としてはかなり勉強熱心で好感持てます。

 残りは「ふしぎな仲間たち」という同人誌的な雑誌ですが、次回も続きの号出しますので次回に説明します。

 今週は手抜きでホントすみません。ではまた来週〜。

 

 

 

2017年
9月12日(火)
天気(雨)

 

 

 本当に東京地方は雨ばっかりです(泣)

 今週の新着目録です。付録とか資本がちょこちょこと雑誌月刊セブンティーンが9冊。またもや雑誌は全て売り切れ補充ですので、解説はパスです。

 ではまず貸本(^^ゞ

 川崎のぼる「忍び狼 疾風」第3巻・完結編です。非貸本で並上です(^^)

 

 若木書房、ひまわりブック108、小林健一「花に祈りて」です。右の画像1コマ目で赤ちゃんに授乳しているシーンがあります。性的な意味は全く無いのですが、児童向けのマンガで乳房が描かれた最初はいつなんでしょうか。ちなみにこの本は1962年1月刊行でした。

 

 小林健一の少女スリラーシリーズ3「むらさき色の夢」。小林健一は基本少女マンガの人でしたがスリラーなんかもわりかし上手かったです。

 

 当店じゃ珍しいことに光文社『少年』の付録です。鈴木光明「妖術王子」。1956年9月号付録。連載の第1回部分です。

 

 こちらは光文社『少女』1958年8月号付録。松本あきら「ゆうれいのバイオリン」。こちらも連載第1回部分です。

 今週も少なくてすみません(;´Д`)

 あとはお知らせ〜。

 

永野のりこ個展
「世界の彼方果てまでも -同行する肖像(icon)-」

「まじょっ子ソンソン&ミサイルミミちゃん この世界に登場30年!感謝フェスティバル」

 

 2017年10月5日(木)〜10月10日(火)
 11:00〜19:00(最終日 17:00まで)会期中無
 憧れの、スパンアートギャラリー様にて!

http://www.span-art.co.jp/
http://www.span-art.co.jp/exhibition/201710naganonoriko.html

もういっちょ。

トキワフォーラム 第9回「伝説の編集者 丸山昭氏を悼む」

● 会場 豊島区雑司が谷文化創造館
東京都豊島区雑司が谷3−1−7千登世橋教育文化センター内
《副都心線雑司が谷駅から直結、JR山手線目白駅より徒歩10分、都電荒川線鬼子母神駅より徒歩2分、都バス(池65・池86)千登世橋停留所より徒歩2分》

http://www.tokiwasou.jp/

申込みは jimukyoku@tokiwasou.jp まで

 では。また来週〜。

 

2017年
9月5日(火)
天気(晴)

 

 

 涼しくて過ごしやすいのですが、天候不順で日照時間不足で野菜の値段とかがちょっと心配な今日此の頃です。

 今週の新着目録です。同人誌と雑誌りぼんが6冊ですが。りぼんの方は全て売り切れ補充ですので、解説はパスです。

 というわけで同人誌。まずはバンパイアクラブ「鏡」です。

 

 バンパイアクラブ「鏡」1号です。表紙は石戸節子(真乃呼)で、右の画像は吾妻ひでお「妖精の森」です。
  バンパイアクラブは1971年頃に設立されたようです。この1号のオフセット誌は1周年ということで1972年7月の発行されました。
  1972年という年代にA5サイズ72ページというオフセット誌を出せるというのはかなり財力がある同人グループです。
 発行者の青柳誠氏はまんが大会を主催した人間としても有名で1号の刊行はこのまんが大会の第1回と同じタイミングでもある。
 しかしながら編集自体は石戸節子(真乃呼)さんが主体だったのではないかと推測されます。

 

 「鏡」2号。発行は1973年7月。表紙は吾妻ひでお。右は真乃呼「まのこ」。表題作の「まのこ」は、【えつこ】という女の子が祖母から【まのこ】と呼ばれるお話。ひょっとしてペンネームの由来?

 「鏡」6号。発行は1980年3月。表紙は乱。下は真乃呼「いまひとたびの」。死神が出てくる、タイムパラドックス系のファンタジックSF。真乃呼の絵と作風はこの時点ですでに完成の域を達している。

 蛭子神健編集の「ぷち アンジュ」。まあ内容は推測してください(^^ゞ

 

 2014年5月発行、ふくやまけいこ「C−1」。コピー紙です。発行時のチラシ(右側)付きです。

 最後はこうの史代。上がコピー誌「U238」。下がオフセット誌で「ぼおるぺん国引き神話」

 来週は貸本漫画ちょこちょこの予定〜。

 

 

2017年
8月28日(月)
天気(晴)

 

 

 目録更新が不規則になって大変申し訳ありません。本来であれば火曜日に目録更新を行うのですが、急な用事で明日店舗を休まなければならなくなったため本日の更新となりました。
 本当にバタバタして申し訳ありません。

 今週の更新は2冊。夏コミで販売された風虎通信のものです。

 

 「宇宙の傑作機 22 ソビエト・ロシアの偵察衛星」福間晴耕 A5版 102頁 1,100円  売切

 「宇宙用コンピュータの構成と設計」水城徹 A5版 132頁 1,400円 売切

 ご注文のお客樣は、以下の1〜5の内容を明記の上、メールにてご連絡ください。

1:書籍名

2:冊数  (ご注文多数の場合はご希望冊数が販売できない可能性もあります)

3:送付方法:
 ・ゆうメール:追跡不可、時間指定不可 代金引換可能(代引の場合のみ追跡可)
  ・ゆうパック:追跡可、時間指定可能、代金引換え可能 距離に応じて送料変わります 時間指定(午前、12時~14時、14時~16時、16時~18時、18時~20時、20時~21時)
 ・レターパックライト(追跡可:投函 360円)
 ・レターパックプラス(追跡可:手渡し 510円)

4:お支払い方法
 1)郵便振替(振替用紙を同封いたします)
 2)ジャパンネット銀行(発送後口座番号をご連絡いたします)
 3)代金引換(別途手数料390円必要です)レターパックの場合不可

5:送付先:郵便番号、ご住所、お名前、お電話番号

 またご来店のお客様は必ずお電話にて在庫の確認をお願い致します。

 明日火曜日は臨時休業ですが、電話での取り置きは受付可能です。

 電話:03-3233-2020

 よろしくお願いいたします。

 

2017年
8月22日(火)
天気(曇)

 

 コミケがあって、みなもと太郎氏の画業50周年記念パーティがあって、コミティアがあってと個人的には怒涛の1週間でした。疲れたー(^^ゞ

 今週の新着目録です。まずはお詫びです(最近コレばっかり(泣))。当初予定していた宇宙の傑作機シリーズ2冊の販売ですが、印刷所から届かないため今週は販売できません。販売可能になり次第告知いたしますので、もう少々お待ちください。大変申し訳ありません。

 そんなわけで急遽準備しようとしたんですが、なにぶん準備不足で今回は2冊だけという恐ろしい新着目録となりました(;´Д`)

 雑誌は1冊。

 

 

 週刊少女フレンド1963年10月20日43号です。藤木靖子・赤松セツ子「バラ姉妹」が新連載。どやたかし「赤いバット」は扉カラー。梶原一騎・東浦美津夫「ふりそで剣士」。表紙に欠けがありますが、内容は濃いです。

 こちらは新刊委託本です。今月19日に発売された、みなもと太郎「マンガの歴史」第1巻です。内容的には江戸時代から「巨人の星」の頃までが収録されております。この本には図版が一切入っておりません、手抜きではなくてあえてそういった本にしています。シリーズタイトルの【岩崎調べる学習新書】という名が示すように、この本は、この本の内容だけで完結させるのではなく、この本で興味を持ったことをネットなり他の本なりで調べて学習して欲しいという願いを込めた本です。

 ですから装丁にもこだわりがあります。カバーを取って背を見てみるとわかるのですが、通常背に当たる部分がまるで欠落したようになっておりさらに糸でかがった(糸綴じ)様子が見えます。これはコデックス装と呼ばれる製本方法で、本を机においた状態で開いてもページが閉じないという使いやすくなる方法です。決して製本に失敗しているわけではありません。
 糸綴じという技術はコストの関係で段々と行われなくなっていた製本方法ですが、こんなところにも出す側のこだわりが見受けられる良書です。
 ぜひ一度お手にとって内容をご覧になっていただければと思います。

 その他お知らせです。

 上記「マンガの歴史」第1巻発売に合わせて、ちばてつや×みなもと太郎トークイベント「マンガの歴史を語る」が開催されます。
2017年9月8日(金)18時30分
牛込神楽坂駅 日本出版クラブ
申込みは こちら ですがオンラインでの申込みがうまく出来ないという方は
岩崎書店 03−3813−5229 担当:元吉 までご連絡ください。

 

 漫画家であり、マンガ評論家であり、大学講師でもある飯田耕一郎氏の同人誌「奇想のアリス」が発行されました。自作の80年代のパロディマンガの傑作集です。
 A5版40頁で売価は500円です。店舗に若干数置いてございます。諸般の都合で通販ができません。よろしくお願いいたします。。

 

 

2017年
8月15日(火)
天気(雨)

 

 

 なんだかいきなり冷夏です。暑いのも嫌ですが冷夏も困りものです。平成5年の米騒動みたいなことが起きなければ良いのですが(^^ゞ

 今週の新着目録です。お盆中なんで数少なくてすみません。

 

 若木書房「ゆめ 3号」。内容的には素晴らしい号なんですが、コンディションはひどい(^^ゞ。カバーはないし1枚落丁ありです。資料用にどうぞ〜。

 小学館ミニレディー百科「手芸アイディア手作り入門」。カバー欠です(見た目あまり変わりませんが(^^ゞ)。

 残りは同人誌〜。

 

 らっぽり発行「らっぽり CM特集号」。

 

 「貸本マンガ史研究」の2号と3号。ミニコミ誌かもしれないけれど分類としては一応同人誌(^^ゞ

 

 ねこ姉妹発行。左が「志摩ようこ初期短編集」。右が曽祢まさこ「エチュード」。「エチュードは習作集でデビュー前の若草時代の作品二つをまとめたもの。

 今週はお知らせちょっと多し。

 舞台版「はみだしっ子」 スタジオライフ公演
 2017年10月20日〜11月5日 東京芸術劇場 シアターウェスト
 詳細はこちら

 創作系同人誌販売イベント MGM2.18
 2017年9月3日(日) 11時〜15時半
 板橋グリーンホール
 詳細はこちら

 

 

 みなもと太郎 画業50周年 原画展
  −「ホモホモ7」「ふたりは恋人」〜「風雲児たち」まで−

 2017年10月29(日)〜11月5日(日)
 神保町 @ワンダー2階 ブックカフェ二十世紀
 入場:無料
 会期中に一部原画、著作、同人誌、グッズの販売もいたします

 最終日11月5日(日)17時より スペシャルトークイベント開催!
 みなもと太郎×飯田耕一郎
 参加費2千円(1ドリンク付き)
 終演後に別途1千円で懇親会開催

 3点ともフライヤーは当店に置いてございます。よろしくお願いいたします。

 

 

2017年
8月8日(火)
天気(晴)

 

 もうあんまり言いたくないのですが…暑いです(;´Д`)。やってられないよー(泣)

 今週の新着目録です。単行本色々。

 久しぶりの入荷。川崎苑子「タンポポとりでにあつまれ」。残念ながら1巻のみです。カバー下部にちょっと欠けがあります。

 復刻版も出てちょっと話題になった、わたなべまさこ「聖ロザリンド」。KC500番代だけどちょっとコンディション悪いのでお安めに。

 

 巴里夫が2冊。ジュニアコミック「うそつきノート」は珍しんですが、残念ながらカバー欠で貸本上がり(^^ゞ。りぼんマスコットコミック「チャオ!ミニミニ団」は、コンディションまあまあです。

 

 田中美智子「それいけ!ワン・ツー」は2巻と3巻。

 オリオンポケットコミックス、ひだのぶこ「若葉の口笛」。

 あとはアップルボックスクリエートの新刊委託。

 

 昭和漫画大全別巻 第1集〜第8集まで。もとやま礼子・松本るい・二宮あお・千明初美の4人からなるアンソロジーシリーズです。
 特に8巻には千明初美の作品で今まで読むのが難しかった「黄村家シリーズ」が収録されたので千明初美ファンは必見です。

 

 他にも東浦美津夫「どこに青い鳥」全2巻もあります。

 今週の日曜日はコミケのためお休み致します。金土日と3連休になって申し訳ありません。地方から上京されるお客様でどうしてもお寄りしたいというご希望ございましたら、ご連絡ください。

 ではでは〜

 

 

2017年
8月1日(火)
天気(曇)

 

 ついに8月突入! 晴れていればもちろん暑いし、曇っていてもどんより暑い困った天気です(泣)

 今週の新着目録です。雑誌だけです。ちょっと少ない(^^ゞ。でもちょっと珍しい所。

 

 

 別冊りぼん1968年夏の号です。なんだかりぼんっぽくないメンバー(笑)。右上が松雄美保子「愛の竪琴」。左下が好美のぼる「尼寺がこわい!!」。右下が共通扉ですが、あすなひろし「水色の風の中で」。モノクロが迫力ある方ですが、カラーもやはり上手いです。

 

 りぼん1966年夏の増刊号。チャコちゃんの日記特集号です。チャコちゃんの日記3話分(200ページ程度)と他短編が3作です。右は鈴原研一郎「リンダののろい」。
 下段は付録についていたチャコちゃんきせかえセットのきせかえ衣装です。人形の方は残念ながら欠品。

 

 

 週刊マーガレット臨時増刊1969年お正月おたのしみ号です。わたなべまさこの表紙絵が美しい1冊です。右上が藤原栄子「赤いスキーはゼッケン5」。スキー競技が題材とはかなり珍しいです。
 左下は高橋京子「悲しみのピッケル」絵物語です。
 右下は大島弓子「愛は命あるかぎり」です。デビュー4作目です。単行本収録時にタイトルが「フランツとレーニ」に変更されました。

 

 週刊マーガレット1964年4・5合併号です。右上がわたなべまさこ「亜紀子」。珍しい扉カラー。左下が松本あきら・牧美也子「水色のひとみ」最終回です。右下がわりかし人気の高い、江原伸「黒い白鳥」。

 

 週刊マーガレット1965年33号。左下が武田京子「あしたの虹」。右下が西谷祥子「白鳥の歌」。

 

 別冊マーガレット1971年9月号。左下は西谷祥子「愛しているから」単行本未収録。右下は和田慎二「パパ!」。デビュー作です。

 今週はこんなところです〜。

 8月のお休みですが、木曜の市場仕事はなくなったのですが、コミケとかコミティアとかが重なってちょっと日曜日の休みが多くなってしまいました。申し訳ありません。お盆期間中に遠方からご来店される方はスケジュール調整いたしますので、ぜひご連絡ください。よろしくお願いいたします。

 

 

2017年
7月25日(火)
天気(曇)

 

 どんよりと暑い日々が続きます(;´Д`)。体もお店も少々バテ気味です。まだまだ暑さは続きます。皆様もお体ご自愛ください。

 今週の新着目録です。今週はジャンルもバラバラ。

 まずは貸本短編誌が2冊。

 

 若木書房「泉 36号」。わたなべまさこ「黒い花」第2回 掲載。

 

 若木書房「泉 46号」。武田京子「車いすの少女」掲載。

 お次は同人誌。

 

 

 関西ぐらこん「ぐるーぷ 1号」です。以前販売した時は貸本上がりでしたが今回は非貸本。出版は曙出版なんで同人誌とするか貸本とするかは難しいところなんですよね。またサークル名は関西ぐらこんなんですが、実質的には作画グループに近いものです。ココらへんも判断難しいところです。
  下左は聖悠紀「幸福のかけら」。下右はみなもと太郎「なみだもろい宇宙飛行士」。

 

 

 マンガ研究会ラヴリの「銀ラヴリ」。タイミング的には21号と22号のあいだで1982年の7月発行。B5サイズで270ページと薄めの漫画雑誌並みのボリュームがあります。右の波津彬子「Sの焦点パート2」は、坂田靖子の修羅場を描いた実録ギャグ漫画。ちなみにパート1は「ぱふ」に掲載されました。

 

 長谷川哲也・徳光康之・乃美やすはる等などで結成されていたスタジオとりあたまくんの「とりあたまランド」と「月刊とり11月号」。メンバー構成とかよくわからないサークルでした(^^ゞ。21世紀のはじめころまではサークルとして活動していたはずですが、現在はドウなんでしょう(^^ゞ

 お次は雑誌で1980年代中盤の小学一年生が4冊。4冊とも付録つき。

 

 小学一年生1985年4月号

 

 小学一年生1985年4月号

 

 小学一年生1985年4月号

 

 

 小学一年生1985年4月号

 

 最後のイラスト集は1冊のみ。

 「大和和紀の華麗なる世界 はいからさんが通る」。

 今週はこんなところです〜。

 イベントのお知らせ〜

 弥生美術館にて「はいからさんが通る展」が開催されます。

 

 「はいからさんが通る展 −大正乙女ライフ×大和和紀ワールド!−」

 

 日時:2017年9月29日(金)〜12月24日(日) 月曜休館
 場所:弥生美術館
 入館料:大人900円

 作品入れ替えあり

 前期:9月29日〜10月29日
 中期:10月31日〜11月26日
 後期:11月28日〜12月24日

 お店にフライヤー(割引付き)も置いてありますので是非どうぞ〜。

 来週はまた雑誌をちょこちょこの予定です。

 

 

2017年
7月18日(火)
天気(晴・
時々雷雨)

 

 実はもう梅雨明けしているんじゃないかと思われる天気です。猛暑と豪雨でなんだかいろんな地域で色々大変な状況です(;´Д`)。

 今週の新着目録です。雑誌色々です。

 

 デラックスマーガレット1967年秋の号(痛感2号目)です。右は武田京子「しあわせとは!?」。

 

 別冊マーガレット1967年10月号。右は美内すずえ「山の月と子だぬきと」。デビュー作です。

 週刊少女フレンド1970年43号。大和和紀「真由子の日記」新連載。

 

 週刊少女フレンド1977年15号。大和和紀「KILLA」新連載。

 大和和紀は昨年画業50週年を迎えたそうです。原画展やらがイベントが目白押しで9月29日から弥生美術館で「『はいからさんが通る』展 〜大正▽乙女らいふ×大和和紀ワールド!〜」も開催されます。

 来週あたりにはフライヤーも紹介できると思います。

 ではでは、また来週〜(^_^)/~~~

 

 

2017年
7月11日(火)
天気(晴)

 

 まだ梅雨だと言うのに強烈に暑いです(-_-;;;;。堪りませんね。

 今週の新着目録です。ちょっよ実家に帰省しておりましたゆえ今週は準備不足となりました。新着目録の量少なくて申し訳ありません(泣)

 まず付録マンガですが、1点だけです。松尾美保子「ガラスのバレーシューズ」。なかよし1966年10月号付録です。

 単行本は若木ティーンコミックスデラックスが3点。

 田中みつえ「えび天いか天愛して〜ん」全2巻。この時期の少女マンガには珍しく料理物。初出は週刊少女コミック1975年初頭。コンディションが少イタミ有りなのでちょっとお安め。

 同じく田中みつえで「金の舞 銀の舞」全3巻。全初版でコンディション良好。このジノの少女マンガには珍しい日舞もの。初出は週刊少女コミック1974年初頭。

 牧野和子「そよ風ロック」全2巻。初出は週刊少女コミック1972年。

 お次は同人誌で、はしもとさちこが3点。

 

 いまでもコミケなんかで現役同人活動しているはしもとさちこです。1980年台から活躍しております。もともとSF研究会に所属していたのでSF大会なんかにも参加していたようです。知名度はあまりない方なんですが、絵柄がかわいくて店主はすきです(^^ゞ。

 今週は少なくて申し訳ありません〜。

 来週は雑誌の予定。1960年代後半から1970年代前半にかけてのマーガレット、フレンド関係出します。

 乞うご期待(^_^)/~~~

 

 

2017年
7月4日(火)
天気(曇)

 

 

 今週か目録更新が火曜日に変更致しました。ご不便おかけするかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

 今週の新着目録です。古めの雑誌と芳崎せいむの原画です。

 

 芳崎せいむの原画販売についてはこちら

 それ以外は雑誌が9冊です。まず古いところから。

 

 講談社少女クラブ1961年7月号。細川知栄子「母の名よべば」と水野英子「星のたてごと」。表紙まわりのコンディションが良くないのでちょっとお安め。

 

 週刊少女フレンド1964年7月12日号。松本あきら・牧美也子「ラインの小箱」前編掲載。

 

 

 週刊少女フレンド1969年6月3日号。灘しげみ「あの空をうて!」新連載。この時期には珍しいソフトボールを扱った作品。右下は好美のぼる「にくしみ」最終回。

 

 

 週刊少女フレンド1969年7月1日号。左下が高橋真琴「白鳥の湖」絵物語。この時期には珍しいカラー5ページです。右下は里中満智子「愛ひとり」新連載。多分単行本未収録だと思うのですが、確証がない(^^ゞ

 

 

 週刊マーガレットは1冊だけ。1965年9月19日号。江原伸「死をよぶピエロ」掲載。

 

 

 別冊マーガレットも1冊だけ。1969年1月号。忠津陽子「ハロー!ミス日本」は単行本未収録。「まんがドリフターズ」で有名な榎本有也の怪奇漫画「闇に狂う人形」。

 今週は7日〜10日まで店舗の方のお休みいただきます。早めのお盆休暇ということでご容赦ください。

 では次回は11日火曜日となります〜(^_^)/~~~

 

 



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