神保町裏通り日記  
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1月28日(土)
天気(晴)
売上(大寒)

 

 

 相変わらず身も心も懐も凍るような寒さが続きます。当店だけでなく近所の飲食店も年明けから売上ダウンと嘆いております。景況判断偏っているような気もする今日この頃です。

 今週の新着目録です。先週に引き続きりぼん1984年1年分とその他と菅野修の原画です。

 まずは菅野修の原画9点(1点は2枚セット)。

 

 90年から2000年前後に描かれた作品です。どれも菅野修らしさがあふれた作品です。値段も今回お手頃価格です。

 りぼんは1984年。池野恋「ときめきトゥナイト」と本田恵子「月の夜星の朝」2枚看板全盛の時期です。

 

 米須あーみんが、岡田あーみんにペンネームを変更し、「お父さんは心配症」を連載開始するのもこの頃です。

 

 他にはプレミアムもの3点。

 

 人気絶頂の巴里夫は、この文章描いてる時点で両方とも売り切れました(^^;

 こちらは全2巻は、なかなか珍しい山松ゆうきち「エラヅヨの殺し屋」です。程度もかなりよいです。

 最後は店主お気に入りのオオトモヨシヤス。発行は昭和28年鶴書房。

 カバーにちょっとキレがありますが、当時のものとしては内部も良好でなかなかの逸品。

 カバータイトルは「アレキサンダー大王」ですが扉の題名は「少年アレキサンダー大王」となっております。アレキサンダーを子供にしてははおりますが、扉に「プルターク英雄伝」(西暦100年前後のギリシャの著述家によって書かれた古代ギリシャと古代ローマ英雄対比伝)とあるように結構史実には忠実なようです。

 

 

1月21日(土)
天気(雪)
売上(滑る)

 

 首都圏は久しぶりの雪でございます。雪国の人から見ればなんてこと無い雪ですが、やっぱり雪はちょっとしんどい。エアコン効かなくなるくらい寒いし(T_T)

 引っ越しから2ヶ月ちょっと経過しましたが、店内がさっぱり片付きません_| ̄|○。棚の入れ替えはようやく終わったのですが、倉庫側がまだなため店内向けでない書物が店にあふれかえっちゃっております。ここのところ日曜日に動くことが出来ずに整理が追っつかなかったのですが、来週辺りからなんとか片付けにはいることが出来そうです。わざわざお店に来ていただくお客様には大変ご不便をおかけいたしますが、もう少々お待ちください。

 今週の新着目録です。1980年代(特に83年中心)のりぼん本誌と池野恋(ときめきトゥナイト関連)付録ばっかりです。この当時のりぼんに思い入れがないお客様にはちょっと面白くないかも。

 りぼん1983年頃といえば、陸奥A子、太刀掛秀子、田渕由美子等の乙女チック路線が一段落し萩岩睦美、池野恋、本田恵子、小椋冬美、高田ミエ、樹原ちさと等が台頭を始める頃です。特に前年の82年7月から連載が始まった「ときめきトゥナイト」は、1994年10月終了の足かけ12年、単行本30巻のロングセラー作品です。そして近年ふたたびりぼん姉妹紙クッキー誌上で「ときめきミッドナイト」というセルフカバーが始まり、旧作品の人気も再び上がってきております。

 

 他にも1983年1月から連載開始し人気を博した萩岩睦美の代表作「銀曜日のおとぎ話」。

 別冊マーガレット誌上で人気を博し、アニメにもなった多田かおる「愛してナイト」のりぼん版番外編である「愛してナイト りぼん編」が1983年4月号から連載開始します。これなぜか単行本未収録です。

 それから忘れてならないのは、「ちびまる子ちゃん」と並び一世を風靡した岡田あーみん「お父さんは心配症」の第1回にしてデビュー作が1983年5月号に掲載されます。

 

 左はデビュー作「お父さんは心配症」。当時はまだ米須あーみん名義でした。右は1983年12月号掲載「ささやかな俺の愛」。こちらは単行本未収録となります。

 付録の方は「ときめきトゥナイト」関連31点。この頃は付録に付けることが出来る素材がまだ厳しく制限されていた時代です。今ではプラスチック類がOKですが、この当時は紙もしくは軟質ビニール位しか付録の素材として使えませんでした。ですからパターンとしては別冊マンガ、トランプ、絵はがき、カード、便せん、ノート、バインダー、厚紙で組み立てるボックス、ラック類等々。まあ制限がある分アイディアは豊富でした。

 

組み立て式の裁縫箱。引き出し付で結構凝っている。

 

 厚紙で作るマガジンラック。紙製なので強度はどうかと思うのですが、どうなんでしょう。

 

 便せんに紙袋。

 

 ノートにバインダー。

 

 ミニ絵本に別冊マンガ。

 付録に関してはまだ段ボール二箱くらい在庫があります。順次だしていきますので、よろしく〜。

 来週は菅野修の原画を処理せねば〜。

 

 

1月14日(土)
天気(晴)
売上(冷)

 

 

 看板完成しました(^_^)。一応営業中はビルの前にこの看板が出ているはずです。出し忘れていなければ、ですが(^^;

 今週の新着目録です。週刊少女フレンドとりぼんカラーシリーズとプレミアムもの少しです。

 週刊少女フレンドは1971年がメインで、ちょうど細川知栄子の「夢みる恋」がスタートした直後のものを含みます。

 

 

 他にも青池保子「まぼろし」とか南条美和「のろいの般若」とかの一風変わったミステリーがあったりします。

 プレミアムの方は

 

 松本零士「その名はテス」「銀の谷のマリア」とか永島慎二「馬鹿狩り」「サトコは町の子」とか

 大城のぼる「少女白菊」とか南条美和「友情なんてうそ」とかとか。

 付録漫画は定番りぼんカラーコミックが主体ですが、1冊りぼんカラーシリーズ増刊というものが入荷しました。

 ナンバリングが無く”増刊”と記されております。サイズも通常のカラーシリーズと比べると幅が12mmほど狭い新書サイズになっております。要するに1967年4月号のりぼんには付録としてカラーシリーズが2冊ついていたわけなんですね。

 最後に普通の少女漫画を・・・

 神坂智子「蒼のマハラジャ」作者の一番長い連載作品。文句なしに面白い作品です。

 本日晩に、北冬書房の店舗移転パーティがありました。久しぶりの激しい雨の中、大橋くんだりまで出かけて参りました。

 写真左がつげ義春さん、右が店主の高野慎三さん。つげさんに会ったのは3年ぶりくらいかな。

 北冬書房の移転先の詳細はこちら。お店では万力が待っています(^^;

 

 

1月7日(土)
天気(晴)
売上(寒)

 

 

 正月3が日で看板を作っておりました。

 ちょっと足が細すぎたかも(^^;。全体重量が軽くなってしまったので風で飛ばされそうです。おもりでも付けるしかないかな(^^;。文字とか絵はラミネート加工で依頼中。それが来るまでは紙でも貼っておこう。

 てなもんで今週の新着目録です。今週はあまり時間が無くて少ししか入力できませんでした。

 まずは航空宇宙ファンお待たせの「宇宙の傑作機」シリーズ最新刊「ヴォスホート宇宙船」です。

 

 前回夏コミで少部数しか発行されず、あっという間に売切になった「ヴォストーク宇宙船」も再販されましたので、こちらもよろしくお願いいたします。

 こちらも新刊取り扱いになりますが、さわらび本工房から忠津陽子の初めての画集「LA VIE EN ROSE(ラ・ヴィア・エン・ローズ)」が出ました。

 

 白泉社のチェリッシュギャラリーの様な原画集でB4サイズオールカラーイラストが16枚、段ボールのケースに収まっております。

 漫画の方は、店主一押し鄭問(CHEN UEN)の「MAGICAL SUPER ASIA(深く美しきアジア)」。台湾のマンガ家で圧倒的な画力と独特なストーリーが楽しめます。

 来週はもちっと頑張ります(^^;

 

 

1月1日(土)
天気(晴)
売上(計算中)

 

 

 新年明けましておめでとうございますm(_ _)m 旧年中は皆様に大変お世話になりました。今年もよろしくお願いいたします。皆様方にとってもよい一年になりますようにm(_ _)m

 本年最初の新着目録は特別版ということで。年末のコミケで販売した同人誌の通販です。(在庫処分とも云う(^^;)

 

 

 THE SEIJI(青空みどり)『青空みどりの逆襲』売価700円

 小津端うめ『なかよしのうた』売価700円

 ざちお『はねむす2.5』売価300円

 みやわき心太郎『○界麻雀』売価300円

 よろしくお願いいたしますm(_ _)m

 

 

東京都公安委員会許可第301020205392号 書籍商 代表者:藤下真潮