天気の話が多くて恐縮ですが・・・天候不順ですね。週間天気予報で月曜日から金曜日まで雨マークが付いているのを見て、うなだれまくってます_| ̄|○。
最近ちょっと気になっている表記があります。たとえば「週刊マーガレット」という雑誌をWeb上で調べていると「週間マーガレット」という風な表記を見かけます。ちなみにGoogleで検索してみると「週刊マーガレット」は27,100件出てきて、「週間マーガレット」は204,000件も出てきます。漢字変換が”週刊”より”週間”を優先しやすいし、間違いに気が付きにくいのも理解できますが、でも10倍近くも間違った表記があるのはちょっと考え物なんじゃないでしょうか。
今週の新着目録です。一新会大市と内職の封筒貼りの都合でちょっと少なめですm(_
_)m。貸本がちょこちょこと、雑誌がちょこちょこです。
まずは貸本ですが・・・
加藤輝彦(モンキーパンチの弟のほう)の初期単行本「闇将軍の声」です。眉毛のあたりがソレっぽいです。
太平洋文庫の本は、表紙はすごく良いが、中の絵も話もダメダメってケースが多いのですが、この作品は結構楽しめます。将軍綱吉の時代に江戸中の犬を毒殺しようと暗躍する主人公に、別な陰謀が絡み出すという、割かしよくできたストーリーです。
こちらは、なるみあきら「母のかきおき」です。絵のうまさでは定評のあるなるみあきらですが、時代によって絵柄が変わります。このころはちょっと星城朗二風です。
細野みち子「アルプスの友」。定価170円なので、1962年の夏頃の発行のようです。割か支所期の作品です。
ひばり書房「オール怪談81集」です。山上たつひこの単行本未収録「仮装地帯」が収録されております。
しかし個人的には・・・
いばら美喜「大天才」がおもしろいと思います。思わず”オイ!”と突っ込みを入れたくなる程、無茶なオチです(^^;
少女クラブ1957年11月号は、これを書いている時点で売り切れてしまったので割愛。
今週は潮出版の希望の友がメイン。
こちらが希望の友1972年8月夏休み増刊号です。右は飛鳥幸子「赤い華」。SFベースの恋愛ものです。
後には、どちらかというと少年誌指向になるのですが、もともとは両方の読者を対象にしていましたので、少女漫画も結構掲載されておりました。こちらは希望の友1973年4月号。右は南條美和「四月の風にのって」です。
こちらは、潮出版でのギャグメーカーだったみなもと太郎「パイプフェニックス」です。名作「レ・ミゼラブル」の少し前に描かれた作品です。単行本未収録ではっきりした情報がないのですが、3話くらいは続いた作品のようです。
こちらは「希望の友」の廃刊を引き継いだ「月刊少年ワールド」。しかしながら1年ちょっとしか持ちませんでした。その後を引き継いだのが「コミック・トム」でした。右は1979年11月号に掲載された、ジョージ秋山「あひるの反乱」です。
本日店が終わった後で、菅野修氏の原画展に表参道まで出かけました。
盛岡から上京された菅野氏ともお会いしてきました。
この原画展は本日が初日で10月12日まで行われます。場所は南青山のビリケンギャラリー。お時間のある方は是非どうぞ(^^)/。