梅雨が舞い戻ってきた感じです(^_^;)
今週の新着目録です。同人誌学漫系2種13冊です。
武蔵野美術大学漫画研究会発行「自己満族」です。1979年から1982年までの通巻7号〜10号です。この時代には末弥純、KEITH、品川るみなどが所属しておりました。ムサ美といえばもう少し前の時代にはくらもちふさこや赤石路代もいたはずですが、今回のものには見つかりませんでした(^_^;)。
収録作をちょっと紹介。『自己漫族 7』に末弥純「ゴードン」。『自己漫族 8』にKEITH「KARN
EVIL 9」。『自己漫族 9』に品川るみ「西に行く船」。『自己漫族 10』に末弥純「ヴァルキュリア」収録。
お次は広島大学イラストマンガ同好会。推定で1960年ころから存在する老舗の学漫です。広島大学イラストマンガ同好会には『かきのたね』『かきのたね EXTRA』『ががらやま』『アイエム』の4種が存在しますが、今回は2種類。年代的には1987年と87年のもの。この時期はこうの史代と新谷明弘が所属しており、大学は卒業していましたが、とだ勝之もOBとして所属しておりました。
まずは『かきのたね』
広島大学イラストマンガ同好会1987年6月発行『かきのたね 64』。こうの史代「冬彦と春菜』収録。確認できたレベルで一番古い作品。この時期からこうの史代のペンネームを使用しているようです。
1987年9月発行『かきのたね 65』、こうの史代『いありす』。今回あつかった同人誌の中では31ページと一番長い作品。末尾にあとがき付き。
1987年10月発行『かきのたね 66』、こうの史代「ウェグナーと大陸移動説 続編」と1987年11月発行『かきのたね 67』、こうの史代「彼にはかなわない」。
1987年12月発行『かきのたね 68』、こうの史代「ふたりとももうやめて」。
お次は『ががらやま』。ちなみにタイトルのががらやまは、広島大学キャンパス裏手にあるががら山から採られたもののようです(^^)。
1987年7月発行『ががらやま 22」、こうの史代「傘」と1988年2月発行『ががらやま 34』、こうの史代「あかげのポチ 1 導入の章」。
1988年5月発行『ががらやま 25』、戸鷹露樹(とだ勝之)「やめられません活までは!」とこうの史代「あかげのポチ 2 小雪の章」掲載。
1988年7月発行『ががらやま 26』、こうの史代「あかげのポチ 3 小雪の章」と新谷明弘「白骨死体』収録。
ちなみに『かきのたね』も『ががらやま』もB5サイズ青焼きコピー誌です。発行部数は70部程度でした。『かきのたね』と『ががらやま』の発行区分けはよくわかりません。『ががらやま』はOBも参加可能だったとかでしょうか?
来週は諸般の事情で目録更新お休みするかもしれません。あってもほんの少々か(^_^;)
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