もうすっかり冬の気配です。私はなんだか背中の筋肉を寝違えたみたいで、背中が痛くて困ります(T_T)。
今週の新着目録です。更新が遅くなってすみません。内職の都合もあってなんだかバタバタバタしております。
金曜日の市場で宇宙関連の出品が大量にありました。何とか落札してきましたので、今週と来週はその成果を目録に・・・。特にロシア物とアポロ物が多かったのですが、今週はロシア物を主体にだします。
まずは「子供の科学」で有名な原田三夫が設立した日本宇宙旅行協会発行のパンフレット2種。
左は「月世界旅行と人工衛星」、右は「火星案内」。どちらも1956〜7年に発行された物です。火星案内の方には、ちょっと物議を醸した火星の土地分譲の予約案内が載っております。まあ10万坪で200円ですからシャレの範疇ではありますが・・・
日本宇宙旅行協会(JAS)は、国際宇宙旅行連盟(IAF)(本部はスイス)の一支部で、当時は22の国で宇宙旅行協会というものがあったそうである。 会員には糸川英夫筆頭に、徳川夢声とか江戸川乱歩等という変わり種もいたそうです。しかしこの会員たちも、まさか人類が21世紀になっても火星に行くことが出来ないとは予想もしていなかったでしょうね(^^;
こちらはちょっと珍しい単行本。どちらも朝日新聞社の発行ですが、左は、マーチン・カイダン「アメリカの宇宙基地」。副題にケープ・カナベラル物語とあるように、ロケットではなく基地がテーマの本です。右はソ連文化省編「スプートニク」。人工衛星第1号と第2号に関して、ソ連からの資料をもとに作成された本です。ライカ犬にに関しては一番詳しい本ではないでしょうか。昔ライカ犬の”ライカ”というのは犬種の名称だと思いこんでいたのですが、結局犬種に関しては不明(というか雑種)らしいです。
左上が今回の一番押し「СОВЕТСКАЯ КОСМОНАВТИКА(ソビエトの航空宇宙工学)」写真図版豊富でソ連の宇宙関連写真集としては最高の1冊です。右上は「ПОКОРЕНИЕ КОСМОСА(宇宙を征する)」。発行年が1969年とちょっと古いので写真の種類もそれなりですが、やはり図版は多くて、特に初期の実験用のロケットが珍しいと思われます。
左下「К ЗВЕЗДАМ(To THE STARS)」は、左上の物よりも少し歴史よりに編集されている感じです。その分カラー図版の比率は多めです。右下はフランスで発行されたソビエトの宇宙物。1990年のグラスノスチ以降、崩壊前の微妙な年代に発行された物。年代が新しいのでミールとかブランの写真もあります。
まだ結構残っているので、次週も引き続き宇宙物出します。
少女漫画雑誌の方はりぼん1991年1年分。
「ときめきトゥナイト」は第3部に突入。
単行本の方は
ほるぷ平和漫画シリーズから2冊。左が「嵐吹くすさぶとも」。右が「夜はまだ明けない」。両方ともアンソロジーです。ほるぷ出版は「はだしのゲン」などの反戦漫画なども出版している会社ですが、「はだしのゲン」は図書館定番物としてすっかり定着しているのですが、こちらのシリーズは残念ながら絶版。こちらだって全国の図書館が常備していてもおかしくないくらいの優良書だと思うのですがね。
てなわけで、また来週。
ああ〜、一つ忘れておりました。宇宙の傑作機シリーズ「アポロ誘導コンピュータ」と「アリアン4」再入荷しました。お買い逃しのお客様はよろしく〜。