天気がよいと暑いです。最近は季節が昔より1ヶ月くらい早まっているような気がします。気のせいかもしれませんが。でも温暖化のせいかもしれませぬ。
今週の新着目録です。別冊マーガレット1966年〜1967年です。少し表紙まわりイタミもありますが、内部にはほとんどイタミ在りません。全部で14冊です。
創刊(1965年)から1966年あたりですと、本誌の週刊マーガレット掲載作品の総集編が基本で、それ以外には、多様な作家の顔ぶれが見えます。りぼんからの流れのマンガ家から貸本で活躍したマンガ家まで、本当に多種多様です。
左は1966年2月号掲載、北島洋子「黄金の谷」。右も同じ1966年2月号掲載、貸本怪奇マンガの第一人者、池川伸治の「首娘」。
この当時は怪奇物流行だったんでしょうね。それからこの当時はカラー印刷が高額だったため、作品合体でのカラー扉という物が結構見受けられます。左は1966年3月号の「こわいまんが特集」の合体カラー扉です。メインのイラストは按田武志。この人は宏文堂という貸本マンガ出版社でホラー系の貸本マンガの表紙をよく描いていた方です。右はその特集で掲載された、川崎のぼる「枯野の鬼」。
他にも動物マンガ(特に子犬)が色々と流行った時代でもあります。左は1966年4月号掲載、吉森みきを「チロのくさり」。右は1966年8月号掲載、浜慎二「ごめんねマル」。
この当時高橋真琴のイラスト類も定番でした。上は1966年5月号のカレンダー。下は1966年9月号の絵物語「白鳥の湖」です。
上は1967年3月号掲載、矢代まさこ「お日さまっ子」。この時期の矢代まさこには珍しい単行本未収録作品です。
こちらは巴里夫の単行本未収録です。左は1966年9月号掲載、「レモンのうた」。右は1967年4月号掲載、「春のゆびきり」です。個人的には、この時期の巴里夫の絵柄が一番好きです。
今週は市場でちょっとレアな商品仕入れました。来週はその商品をアップしようと思います。一応予定ですが(^^;。