ようやく涼しくなりました。今年の夏はとにかく凄い暑さでした。またぶり返さなければよいのですが。
久しぶりに”今月のお薦め”を更新しました。6ヶ月ぶりの更新なので”今月の”という看板には偽りありですね(^^;
細川知栄子デビュー作「くれないのばら」掲載の『少女クラブ1958年夏のまんが増刊号』です。細川知栄子以外にも見所満載の号です。詳細はこちら。
と書いたのですが、目録アップして15分後に売れてしまいました(^^;。ちょっとさびし〜〜!
えーとすいません。ここまで書いていながら時間切れでちょっと出かけなくてはならなくなりました。
行き先は表参道・ビリケンギャラリー”うらたじゅん個展 夏のてっぺん”です。皆様も是非どうぞ。
日記の続きは戻ってきたらまた書きます。多分夜中になってしまうと思いますが。
でまあ、帰って参りました。
個展の方はかなり盛況でした。うらたさん初めての個展おめでとうございます。
気を取り直して、今週の新着目録です。
今週のメインはプチフラワー1989年〜1992年まで。プチフラワーは1989年に月刊から再び隔月刊に戻ります。90年代に近づく色々と見所が増えてきます。
左は、坂田靖子「ライアンの娘」です。1991年1月号から1992年1月号まで全7回掲載されました。長さが中途半端だったのか、いまだに単行本になっていない連載作品です。右は諏訪緑「ネフェルティティの胸像」1990年11月号掲載作品。こちらも単行本からこぼれ落ちております。
左は1992年5月号掲載、上杉可南子「四辻の社で」。プチフラワー掲載作では、これのみが単行本未収録です。右は、リイド社において青山パセリ名義で活躍もしていた青山広美「箱舟の朝」です。青山パセリと違ってエロチックな描写はありませんが、同じようなSFを題材にした作品が多いです。確証が取れませんでしたが、プチフラワー掲載作品は単行本化はされていないようです。
風虎書房の夏コミ新刊「世界の射場から」と再刊「宇宙の傑作機2.5 ジェミニ宇宙船」も入荷しました。
さいごはちょっとアダルト。
裏窓叢書全10巻です。耳慣れないペンネームが多いですが、濡木痴夢男とか団鬼六とか千草忠夫とかの別名義作品もあります。挿絵家も一流で、なかなか良いシリーズです。
来週もプチフラワーと古い少女マンガ雑誌の組み合わせ。しばらくこのパターン続きそうです。