昨日の市場で「少女クラブ」の当店にとっては売れ筋の辺りが出てたんで死ぬ気の金額を入札したけど、落札しませんでした_| ̄|○。やっぱり混じっている少年誌の踏み値が悪いのかな(T_T)
落胆しつつも今週の新着目録です。雑誌は花とゆめ1987年代。単行本は樹村みのり5冊、陸奥A子9冊、西谷祥子4冊、他。付録漫画は谷川一彦3冊、りぼんカラーリーズの竹本みつる2冊、他芳谷圭児、今村洋子、山田えいじ。
雑誌花とゆめは1987年代。「僕の地球を守って」や「笑う大天使」が始まり、ある種絶頂期。「ガラスの仮面」の方は梅の谷での風・火・水・土の演技に入っております。雑誌掲載と単行本での違いを示すのに丁度良い場面がありましたので、紹介します。
左は1987年9月5日号(18)258ページ掲載の画です。右は単行本37巻155ページ目の画。どちらもマヤの土の演技を行う初めのシーンです。雑誌では土の演技を道祖神になることにより演じます。単行本では同じ演技が土の中の種になることにより行われます。ちなみに姫川亜弓との演技順番も雑誌ではマヤ→亜弓に対し、単行本では亜弓→マヤの順に変更されております。この頃でも雑誌に掲載された話が単行本になるまでに3年は要しております。ずいぶんと単行本化に時間をかけて修正しているのが読み取れます。
目録の単行本の方は、当店定番なのであまり説明のようもないと思います。
付録の方はちょっと古めで状態もちょっと悪目です。
りぼんカラーシリーズの8番、竹本みつる「クリスマス物語」と20番「クリスマスのゆびきり」です。どちらも12月発売の付録で、クリスマス物。
次は谷川一彦3冊。左上は、なかよし1957年9月号付録「星はみている」。右上は、なかよし1958年3月号付録「海はしってる」。下は、たのしい五年生1959年7月号付録「あらしに歌う」。どれも連載作品の一部で、読切りではありません。
最後は小学六年生1960年1月号付録、芳谷圭児「銀色のワルツ」です。こちらは併載も含め読切りです。
えー今週はまあ、こんなところです。ところでそろそろゴールデンウィークなのですが、今回市場の休みの関係でちょっと長めのお休みになります。4月29日火曜日から5月5日月曜日までお店の方はお休みさせていただきます。6日は祭日ですが、営業の予定です。長めのお休みでご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。
そんなわけで来週5月3日の目録更新もお休みです。次回目録更新は5月10日になります。次回は貸本マンガ10数冊の予定です。
それでは皆様も良い連休をお過ごしください。