神保町裏通り日記  
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4月26日(土)
天気(曇)
売上
_| ̄|○
_| ̄|○
_| ̄|○

 

 昨日の市場で「少女クラブ」の当店にとっては売れ筋の辺りが出てたんで死ぬ気の金額を入札したけど、落札しませんでした_| ̄|○。やっぱり混じっている少年誌の踏み値が悪いのかな(T_T)

 落胆しつつも今週の新着目録です。雑誌は花とゆめ1987年代。単行本は樹村みのり5冊、陸奥A子9冊、西谷祥子4冊、他。付録漫画は谷川一彦3冊、りぼんカラーリーズの竹本みつる2冊、他芳谷圭児、今村洋子、山田えいじ。

 雑誌花とゆめは1987年代。「僕の地球を守って」や「笑う大天使」が始まり、ある種絶頂期。「ガラスの仮面」の方は梅の谷での風・火・水・土の演技に入っております。雑誌掲載と単行本での違いを示すのに丁度良い場面がありましたので、紹介します。

 

 左は1987年9月5日号(18)258ページ掲載の画です。右は単行本37巻155ページ目の画。どちらもマヤの土の演技を行う初めのシーンです。雑誌では土の演技を道祖神になることにより演じます。単行本では同じ演技が土の中の種になることにより行われます。ちなみに姫川亜弓との演技順番も雑誌ではマヤ→亜弓に対し、単行本では亜弓→マヤの順に変更されております。この頃でも雑誌に掲載された話が単行本になるまでに3年は要しております。ずいぶんと単行本化に時間をかけて修正しているのが読み取れます。

 目録の単行本の方は、当店定番なのであまり説明のようもないと思います。

 付録の方はちょっと古めで状態もちょっと悪目です。

 

 りぼんカラーシリーズの8番、竹本みつる「クリスマス物語」と20番「クリスマスのゆびきり」です。どちらも12月発売の付録で、クリスマス物。

 

 次は谷川一彦3冊。左上は、なかよし1957年9月号付録「星はみている」。右上は、なかよし1958年3月号付録「海はしってる」。下は、たのしい五年生1959年7月号付録「あらしに歌う」。どれも連載作品の一部で、読切りではありません。

 最後は小学六年生1960年1月号付録、芳谷圭児「銀色のワルツ」です。こちらは併載も含め読切りです。

 えー今週はまあ、こんなところです。ところでそろそろゴールデンウィークなのですが、今回市場の休みの関係でちょっと長めのお休みになります。4月29日火曜日から5月5日月曜日までお店の方はお休みさせていただきます。6日は祭日ですが、営業の予定です。長めのお休みでご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。

 そんなわけで来週5月3日の目録更新もお休みです。次回目録更新は5月10日になります。次回は貸本マンガ10数冊の予定です。

 それでは皆様も良い連休をお過ごしください。

 

 

4月19日(土)
天気(曇)
売上
_| ̄|○
_| ̄|○
_| ̄|○

 

 東京古書会館に於いて全古書連大市という年に1回の大市が今週開催されました。でも入札する物がなかった(T_T)。マンガ関係ほとんど荷物がないよ〜。

 今週の新着目録です。単行本は柴田あや子が中心で、雑誌は花とゆめ1986年。

 まずは柴田あや子。

 

 1949年9月21日東京都渋谷区の生まれ。デビュー作は大学1年の時、週刊マーガレット増刊1969年8月16日号掲載「はまなすの海辺」。代表作は「まゆ子の季節」他。現在も宙出版等のレディス系で活躍中です。

 雑誌花とゆめ1986年代は22冊。

 ついにガラスの仮面は1986年19号で12章「紅天女」編に突入。最終章と銘打たれておりますが、結局この章では終わらずに現在13章「ふたりの阿古夜」を書き下ろし中なんですが…。この紅天女編辺りから加筆修正がダンダンと派手になります。単行本との比較を述べてみたかったのですが、エピソード自体の変更だけでなく、エピソードを前後に動かすため、比較がハンパじゃなく難しく、現時点ではちょっと断念(^^;。どの程度修正されているかと言えば、基本的に同じページを探す方が難しいくらい、てな感じですね。まあそのうち何とかしてみたいと思っております。

 来週は花とゆめ1987年と単行本と古めの付録マンガで行きたいと思います。

 GW中の営業ですが、4月29日〜5月5日までお休みさせていただきます。今回ちょっと長めで申し訳ありませんm(_ _)m。

 

 

 

4月12日(土)
天気(晴)
売上(^_^)

 

 相変わらず雑誌ばかりが続く今週の新着目録です。売切補充は別冊マーガレット1974年が2冊、なかよし1976年から1979年にかけて7冊。花とゆめ創刊号〜4冊。新規追加は花とゆめ1985年21冊です。

 

 とりあえず今週の目玉はキャンディキャンディ最終回掲載のなかよし1979年3月号と花とゆめ1974年6月創刊号あたりですか。

 新規追加の花とゆめ1985年。ノリは相変わらず「ガラスの仮面」。連載から10年経過したこの当時、単行本は30巻まで刊行されておりました。それから20年以上経過した現在は42巻。如何に連載ペースがおちたかがよく分かります(現在は連載ではなくて書き下ろしになっております)。

  

 まあそれ以外にもちょっと変わった新人なんかもおりました。

 

 1985年7月5日号掲載、土屋満「まよなかのこやぎ」とか1985年11月5日号掲載、秋月由利「三本目の手」。秋月由利はちょっと変わってテーストの作品を何本か描いておりました。「袋かぶり」なんかも面白い作品で、好きな作家だったのですが、残念ながら単行本は出ませんでした。ペンネーム変えてどこかで作品を描いていそうな気もするのですが、現時点では不明です。

 来週も新規は花とゆめの追加ですが、雑誌ばかりも少し飽きたので単行本の方もアップします。

 それではまた来週(^^)/~~

 

4月5日(土)
天気(晴)
売上
_| ̄|○
_| ̄|○

 

 新年度になりました。でも特に変わったことはありません。

 今週の新着目録です。別冊マーガレット売切補充と花とゆめ1982年〜84年です。

 花とゆめは美内すずえとか和田慎二とかに加え、日渡早紀、川原泉とかの新興勢力が加わり元気の良い時代です。でも古書的には「ガラスの仮面」のカラーページくらいしか売りがないような(^^;

 

 そういえばガラスの仮面のアニメもこの頃でした。

 ああ、今週は解説する物がない(手抜き)orz。

 来週は「なかよし」系の売切補充と、「花とゆめ」の続きです。

 

東京都公安委員会許可第301020205392号 書籍商 代表者:藤下真潮