梅雨の晴れ間なんですが暑い〜。でも湿度が低めなので、過ごしやすくはあります。
今週の新着目録です。貸本の方は作業が出来ませんでしたm(_
_)m。来週は必ず〜。ぶ〜けは2年分24冊。その他は新書4冊です。今週は少なめで申し訳ありません。
ぶーけは1989年〜1990年まで。吉野朔実、逢坂みえこ、水樹和佳、松苗あけみ、竹坂かほり、耕野裕子などの中堅どころ全盛時代です。
単行本未収録が判明したのは4点。
まずは入江紀子。左はぶーけ1989年3月号掲載「隣のMyo」。右は1989年6月号掲載「ホットスープ」。どちらも単行本未収録。
ところで先週書き忘れていたのですが、ぶ〜け1988年1月号のぶ〜けまんが家養成コースの1席に入江紀子の「16ペエジ」という作品が掲載されております。
一般的に入江紀子のデビュー作は1987年冬の講談社アフタヌーン四季賞受賞の「猫の手貸します」になっております。しかし受賞は1987年年末ですが、作品掲載は1988年2月号のアフタヌーンです。とするとこちらの「16ペエジ」が本当はデビュー作と呼べるのではないのでしょうか。半裁ページでオマケみたいな掲載のされ方ですが、一応商業誌掲載ですし。
こちらはぶーけ1990年11月号掲載、遠野一生(遠野一実)「?−クエスチョン−」。
ぶーけ1990年12月号には、小椋冬美「眠れぬ森」と「星草の園」の2本掲載。「眠れぬ森」はりぼんからの再録、「星草の園」はりぼんオリジナルからの再録ですが、どちらも単行本には収録されませんでした。(2012年追記:単行本に収録されました)。
単行本の方まずは、銀雪子が2冊。「マイ・ロビン」と「リラ 夢の家」です。
銀雪子(しろがねゆきこ)は、1977年か78年頃にフレンド系でデビューだと思われるのですが、詳しい情報が判りません。1984年の講談社キャロルの廃刊と共に名前をみなくなります。具体的な作品数とかも不明で、単行本もこの2冊しか出ませんでした。
以前インターネット上に、亡くなられたという情報と共に詳細な作品データも掲載されていたのですが、残念ながらそのホームページも今は存在しないようです。
良質なファンタジー作品を描く方でしたが、時代とか、掲載紙に恵まれなかったようです。もう少し情報が判りましたら、また紹介したいと思います。
左は阿保美代「森のメルヘン」。こちらは定番。右は矢代まさこ「ちびっこ聖者」です。ホームランコミックスは貸本あがりが多いのですが、これは非貸しで天小口にちょっと点状のシミがありますが、他の状態はすごく良いです。
明日の日曜日は所用があってちょっと静岡まで出かけます、メールの返事が遅くなるかも知れませんが、ご容赦を。
来週こそは、貸本をアップしたいと思います。それからぶ〜けの続きも(^^;