神保町裏通り日記  
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7月25日(土)
天気(晴)

 

 梅雨は明けたはずなのに雨ばっかり降ります。でも今日は晴れております、暑いです。

 今週の新着目録です。マンガありません。りぼんのグッズ系付録と航空宇宙関係のみです。

 付録の方は池野恋「ときめきトゥナイト」関連ばっかり、新規の物はシールと全プレ商品が多いです。

 

 上はりぼん1986年3月号「すきすき大すきヨーコ犬シール」。左下はりぼん1987年7月号「ときめきトゥナイトシールブック」。シール4面が綴じられております。右下はりぼん1984年9月号「ワクワクドキドキ夏休み占いシール」。池野恋を一とするりぼん作家陣のkたらくたーシールで、めくると占いになっているそうです。

 お次はりぼんの応募者全員プレゼントグッズ。

 りぼん1984年9月号、10月号全員プレゼント「池野恋チャーミング ミラー&コーム」です。

 こちらはりぼん1988年2月号、3月号全員プレゼント「ブライダルハートつき ときめきおしゃれポーチ+おめかしパース」です。

 他にも正体不明の全プレグッズと思われるものがありますが、詳細不明なので解説はパスという方向で(^^;

 宇宙開発関連は

 まずは久しぶりに入荷の石原藤夫「光世紀の世界」です。SFに分類すべきかも知れませんが、内容は恒星系データ集なのでやはり宇宙ものと思われます。詳細はこちら

 他にソビエト関係の写真集が2冊。

 

 どちらもソビエト時代のロケット関係の写真集としては、なかなか良くできております。但し内容は当然ロシア語表記ですが(^^;

 他宇宙物はグラフ誌関係です。

 

 ソビエトグラフは結構珍しいです。ロシア系出版専門だったナウカの発行なのでこちらは日本語表記です。以前はソノシート付で販売しましたが、今回はソノシートが欠です。

 今週はこんなところです。

 来週はりぼんのカラーシリーズが入荷したので、そちらを中心に考えております。

 

 

7月18日(土)
天気(曇)

 

 昨日今日はちょっと曇っていたので、暑さもちょっとしのぎやすかったです。来週の22日は非常に珍しい日食が観られるようなのですが、残念ながら本州付近は天気悪そうです。

 今週の新着目録です。貸本ちょっと、りぼんカラーシリーズ他6点、りぼんマスコットコミックス色々です。

 まずは貸本から。

 

 

 東京漫画出版バンビブック8「母にすみれを」。背には遠藤信一と保谷よしぞうの共同名義になっています。それぞれ2作品ずつ掲載されていて、個人誌というよりは短編集的な要素もあります。遠藤信一としては末期の物となります。

 

 

 こちらも東京漫画出版。短編集「忘れな草 第1集」です。表紙に牧美也子の表記がありますが、表紙だけでの参加で作品はありません。浅丘マキ、谷ゆきお、遠藤信一の3作品で、巻末にカラーページで松尾美保子「おしゃれ・こうなあ」が掲載。

 お次は付録マンガです。

 

 左は少女クラブ1962年3月号付録、細川知栄子「ふたりの白鳥」です。右はりぼん1964年4月号付録、牧美也子「りぼんのワルツ」。どちらもバレエ物です。

 上の画像は「ふたりの白鳥」の1シーンです。この年代のマンガで見開き大コマを使うのは非常に珍しいような気がします。(具体的に誰が初めて見開きコマを使ったかは不明ですが。手塚治虫でしょうか? 誰かご存じの方教えてください)

 他りぼんカラーシリーズが4点。

 

 左はりぼん1963年5月号付録りぼんカラーブックス、竹本みつる「ふたりの花物語」(カラーブックスになっておりますが、これがカラーシリーズの1番目に相当します)。右は以前掲載した、若木書房の貸本版竹本みつる「ふたりの花物語」です。今回両方揃ったので内容比較してみました。貸本版は全144ページ。付録版は128ページ。ストーリー的には完全に同じですが、作画的には全ページ書き換えられております。おそらく貸本版がベースで、付録版が修正版のようです。

 

 左はりぼん1966年5月号付録りぼんカラーシリーズ37、芳谷圭児「星空のマリア」です。内容的には以前紹介したトモブック社の姫野ひろし「蟻の街のマリア」と同一です。部分的に街の名前を変えていたりしておりますが。

 他にカラーシリーズ2点。

 

 左はりぼん1968年5月号付録りぼんカラーシリーズ61、武田京子「君がいるかぎり」。右はりぼん1968年5月号付録りぼんカラーシリーズ61、芳谷圭児「オリバー・ツイスト」。

 単行本の方はりぼんマスコットコミックスが色々。1970年代後半の物が主体です。

 

 

 デビュー単行本だけちょとご紹介。左上、池野恋「ちょっとおとぎ話」。右上、小椋冬美「6月の風にゆれて」。左下、田渕由美子「雪やこんこん」。右下、太刀掛秀子「P.M.3:15ラブ・ポエム」。懐かしい時代です(^^;

 来週はちょっとマンガ以外になりそうです。グッズ系の付録もしくは宇宙物の可能性高デス。

 

 

7月11日(土)
天気(曇)

 

 今日はちょっと蒸し暑さが軽減。このぐらいの湿度だと楽だな〜。

 今週の新着目録です。ちょっとハンパな単行本。

 

 まずは、ところはつえ「にゃんころりん」。残念ながら3巻欠のバラ売り。右は、いまいかおる「フーちゃん」。こちらは全6巻の揃い。

 

  左は、たちいりハルコ「パンク・ポンク」。本来は全12巻ありますが、こちらも残念ながら不揃い9冊です。右は池田理代子「ベルサイユのばら」。番外編含む全10巻揃いです。

 

 

 あとは上原きみこ。まりちゃんシリーズの揃いとか不揃い色々。

 今週はイヤに簡単です(^^;。

 来週は、貸本とかまた単行本とか色々な予定です。それではまた〜。

 

 

7月4日(土)
天気(曇)

 

 南青山のビリケンギャラリーにて菅野修「マスクをつけた肖像画展」開催中。7月15日(木)までです。

 昨日は菅野氏が上京しましたので、ギャラリー近所の居酒屋にてちょこっと宴会。

 今週の新着目録です。単行本と雑誌と風俗関係少しずつ。今週はちょっとまとまり無いです。

 

 単行本は水野英子がちょっと多め。左は白泉社のメルヘンシリーズ(シリーズとはうたわなかったけどこの装丁で、和田慎二と三原順と水野英子の3冊が出ました)、「サンドリョン」。あまり出てこない本です。しかもハコが焼けやすく、本体もビニールコートが掛かっていなくて汚れやすく、状態のよい者が少ないです。右は、サンコミックス「星のたてごと」。これも最近は美本が少ないです。

 

 左は、山岸凉子「ゆうれい談」セブンコミックス。おそらく山岸凉子の単行本ではいちばんでにくい単行本です。状態としてはちょっとカバーに退色ありです。右は主婦の友社ロマンコミックスシリーズ、わたなべまさこ「黒天使シンセラ」。

 

 左は秋元書房、みつはしちかこ「隣のKEN」。マンガだけではなく幻余次郎の小説とかが合体しております。右は田中雅子「赤い狼」。微妙なレア本です。

 貸本に1冊だけ入荷しました。以前アップした木村光久の表紙原画の単行本、ナカムラマンガシリーズ116大鹿ひでお「たそがれの悲曲」です。まだ表紙原画が売れ残っているので、表紙原画にサービスでつけます(^^;。

 雑誌の方は、売切補充だし、風俗関係は解説するのアレなので、今週はこんなところです。

 来週も単行本色々が続きます。多分微妙なレア本の端本特集になるかと思われます。

 

 

東京都公安委員会許可第301020205392号 書籍商 代表者:藤下真潮