今更ですが、新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
年末年始の休暇にかけて目録の分類を変更しました。いままでマンガ単行本は”プレミアム”、”男性向け”、"女性向け”と三つの分類をしておりましたが、ほとんど形骸化していたので、作者名によるあいうえお順での分類に変更しました。慣れないうちはちょっと探しにくいかも知れませんが、ご容赦の程よろしくお願いいたします。
新年明け草々2日間も市場作業で時間をとられて目録作業もさっぱりです(^^;。そんなわけで新着目録薄めです。
まずは年2回お盆明けとお正月恒例、風虎通信「宇宙の傑作機シリーズ」から。
今回新刊は3冊発行されました。「宇宙の傑作機」は「ベネラ惑星探査機」。私が子供の頃は”金星何号”と呼んでいた奴ですね(^^;。「世界の射場から」は、「種子島宇宙センターへの旅 その2」です。最後の「メモリはかくして作られる」は、主としてDRAMがどのような構造で、どのような戦略で作られているかを書いた、他にちょっと類を見ない本です。
新刊発行に併せて前回売り切れた「RD−170」と「スカッドミサイル」も増刷されましたので、前回買い逃した方は是非どうぞ。
マンガ単行本は、年末に仕入れた講談社コミックスの束から、小室しげ子を5冊だけピックアップ。
小室しげ子は、鈴木光明主催の三日月会の出身です。でもデビューはなぜか小学館の「別冊少女コミック」1971年『おとなってずるい!』。その後、週刊少女コミック誌上で主に短編を中心に活動しますが、なぜか小学館からは単行本が出ませんでした。講談社なかよしに移ってからしばらくは普通のラブロマンスが中心でしたが、だんだんとホラー系を執筆するようになりました。それ以降は秋田書店とかひばり書房とか活躍の舞台が広がりましましたが、90年代中盤からあまり見かけなくなりました。単行本の挿絵で少し見かけたことがあるのですが、今ではどうしているのでしょうか。
講談社コミックスはまだ相当未整理がありますので、これから随時アップしていきます。
最後は集英社りぼんの付録、デラックスコミックシリーズが6冊です。
杉本啓子「わすれてゴメンなさい」。もりたじゅん「朝をよびたい」。井出ちかえ「あの虹をとれ」「紅い花」・南部ひろみ「いつか私も…」。山本優子「ダイアモンド王女」。
りぼんデラックスコミックは1970年3月号から1971年7月号まで全部で15冊出ました。判型は本誌と同じB5サイズで100〜150ページ程ありました。
来週は週刊マーガレットがほんの少しと講談社コミックスの続きの予定です。