神保町裏通り日記  
トップページへもどる
02年
03年
04年
05年
06年
07年
08年
09年
2010年
1
2
3
4
5
6
6
7
8
9
10

 

6月26日(土)
天気(曇)

 

 梅雨です。一言です(笑)。先週のうらたじゅん原画販売は盛況のうちに完売御礼となりました。まさかあそこまで素早く売れてしまうとは。店主と作者は驚いております。いずれそのうち再度原画販売したいと思います。その節はまたご贔屓に…

 今週の新着目録です。雑誌の切り抜き処理にすごく時間を取られたので、目録点数がすごく寂しい状態となりました。アダルト向けばかりなのも何なのでちょっとだけ少女マンガも出しました。

 そのちょっとだけをちょっとだけご紹介。

 

 雑誌は1冊だけです。「週刊マーガレット1976年8月22日(35号)」です。何かの拍子にアップし忘れていたんですね。西谷祥子の単行本未収録作品「恋ごころ」掲載です。表紙にになんだかジワッとしたシミのようなものが見えますが、これは巻頭に「ベルばら」アイロンプリントがあって、そのインクが染みこんでいるためです。

 他は大和和紀が2点。

 

 左は「紀元2600年のプレイボール」全5巻全初版でコンディションもわりかし良いです。右は「ラブパック」全3巻。こちらは重版です。

 もう一点「キャンディ・キャンディ」のセットが入荷しましたが、こちらはもう数限りなく販売しているので解説はパスということで。

 まあ今週の主体のアダルト雑誌切り抜きはこちらでどうぞ。18歳未満は見ちゃダメよ。

 アダルト雑誌切抜に関しては、作業が全然進まないので来週以降も続きます。

 少女マンガに関しては、雑誌が若干数入荷しました。マーガレット、フレンド、セブンティーンの古いところです。こちらも来週以降随時目録にアップする予定です。

 今回あまり書くことがないので、近況でもちょっと。昨年7月から行っていた、東京古書組合一新会という市会の幹事役がこの6月末でようやくお役御免となりました。いままで木曜日は、ほとんど店舗をお休みしておりましたが、ようやく木曜日も普通に営業できるようになりました。これで目録作業ももう少し進むことと思われます。

 てなわけで来週からはもうちょっと頑張ります。

 

 

6月19日(土)
天気(晴)

 

 梅雨の晴れ間です。沖縄は梅雨明けしたそうです。今年は梅雨が短そうです。

 今週の新着目録です。今週は店とか私事でいろいろとあったのでちょっとというかかなり少ないです。まあそれ以外にもちょっと出物の入荷が無いということもありますが…

 西谷祥子がちょっとありますが、基本的には今まで解説したものばかりなので、ちょっとパスします。

 

 ひとみコミックから2冊。イケスミチエコ「恋の立ち読みおことわり」と曽根富美子「銀河に落ちた涙」。ひとみコミックスもなかなかまとまった入荷がありません。寂しいなぁ。

 

  「ささやななえ自選集」です。本来は全5巻ですが、今回入荷は1,3,4巻。1,2巻が初期作品で、3巻がレディス時代。4,5巻はホラー系という構成です。巻末に色々なマンガ家(1巻:萩尾望都、3巻:吉田秋生、4巻:坂田靖子)との対談が収録されております。それが結構楽しいです。

 マンガはこんなところです。実は目録にはのっけなかったのですが、街頭紙芝居が入荷しておりました。目録書く以前に売れちゃったので、画像だけちょっと紹介。

 東洋画劇社「一二の3ちゃん」。

 あづまや会「ヤス坊」。どちらも関西の貸元だったようです。話数が2581ってのはまた凄いですね。

 今回本当に少ないなぁ。次回は頑張ろうとか本来は書くのですが、残念がら次回予定には少女マンガ貼りません。風俗雑誌の切り抜きになる予定です。少女マンガ期待の方には申し訳ありません。もちょっとネタ仕込みますので待っててください。

 それではまた〜。

 

 

6月12日(土)
天気(晴)

 

 日差しの強い日々が続きます。今年は梅雨が遅めですね。

 今週の新着目録です。先週にアップしそこねた少女マンガとうらたじゅんの原画です。

 うらたじゅんの原画販売についてはこちら

 

 まずは若木書房ジュニアコミックスが2冊。左が今村洋子「ハッスルゆうちゃん 4巻」。右は細野みち子「おもちゃのプリンセス」。どちらもカバー状態があまり良くありませんが、非貸本で内部状態は良好です。

 

 細野みち子ついでにこちらもアップ。サンコミックス「おはようエルザ」全3巻です。割れやすい本で、これもご多分にもれずに3巻共にワレ補修ありです。その分お安くなっております。

 犬つながりで、マーガレットコミックス木内千鶴子「ノラをさがして!」。初版でコンディションも良好です。

 マーガレットコミックスつながりで、わたなべまさこ「ハイジ」です。今回は重版帯なしで婚しションもちょっと不良なので、安めの設定です。

 今度はマーガレットレインボーコミックスから。川崎苑子「タンポポとりでにあつまれ」全2巻セットです。なかなかセットで出せなかったのですが、今回ようやくセット物が出せました。1巻のカバーコンディションがちょっと悪いのでその分を引いたお値段です。

 同じ川崎苑子で、こちらは集英社漫画文庫の「銀色の童話」です。近頃本当に見かけなくなった本です。

 

 

 文庫つながりで、講談社漫画文庫版牧美也子「マキの口笛」全3巻。

 最後に講談社漫画文庫から大和和紀「ダンディライアンの丘」と「ハロージェミニ」上下巻です。この時代の漫画文庫はカバーコーティングが無いのですが、今回の商品はまあまあカバーコンディション良いです。

 来週は西谷祥子他色々の予定です。

 最後にちょっとお知らせ。

 東京の八王子市夢美術館にて『高橋真琴の夢とロマンス展』を開催中です。展示会の詳細についてはこちら

 それではまた〜(^^)/~~~

 

 

6月5日(土)
天気(晴)

 

 天気は良いのですが、日中は日差しが強くて暑いです。最近開き直って天気の話題ばかりです。
 本日は東京古書組合南部支部の大市会でした。先程電話で確認したところ肉筆紙芝居が一点落札したようです。落札金額が不明なんでなんなんですけど。早めに目録にアップしなきゃね。

 今週の新着目録です。先週予告したジュニアコミックとかとかはちょっと間に合わなくて、ひばりコミックスオンリーになっちゃいました。ジュニアコミックスを期待した方には申し訳ありませんm(_ _)m。

 いわゆるひばりの黒枠白枠15冊です。古賀新一作品が多いです。今回はちょっとカバーに少サケ有りの商品もありますが、すべて非貸本でコンディションも並クラスです。

 まずはトップバッター、松下哲也「怪獣少女」黒枠です。怪獣に育てられた少女(乳呑児をどうやって育てたんだろう?)の愛情物語(^^;です。有名なだけあって確かに変な作品です。

 

 松尾啓子「怪談 番町皿屋敷」白枠です。ひばりのこの手の怪奇物は、意外と最後が良い話になってるのが多いです。この「番町皿屋敷」も大分アレンジ入っていますが、最後はなんだか泣かせるお話になっています。

 

 さがみゆき「蛇塚の死霊娘」黒枠と「怪談 黒髪の呪い」黒枠です。

 

 上から順番に杉戸光史「たたり狂女」白枠、「怪談 耳なし地獄」白枠、「赤毛の少女」黒枠です。三田京子、松下哲也は社会風刺に絡めることが有名ですが、杉戸光史もちょっと社会風刺入っております。「たたり狂女」はイタイイタイ病とかの公害がらみです。

 最後は古賀新一をドーンと

  「白へびの恐怖」全2巻白枠。

 

 「ふるえて眠れ」白枠1巻のみ。「猿少女」黒枠。

 

 「女とかげ」黒枠。「呪いのふたつ顔」黒枠。

 

 「まだらの毒ぐも」黒枠。「いなずま少女」黒枠。

 「猫の目人形」白枠。

 少女フレンドの楳図かずおに対して、マーガレットの古賀新一というだけあって、週刊マーガレット連載作品が非常に多いです。店主が子供の頃リアルタイムで読んだ「まだらの毒ぐも」の印象が強いので、古賀新一といえば”蜘蛛”というイメージを持っていたのですが、こうやってみると必ずしもそういう訳ではないみたいですね。

 今回あらためて古賀新一を読み直して、一番気に入ったのは「猫の目人形」収録の「人食い木鬼(ぼっき)」でした。

 シュールと言うか何と言うかなんだか凄いです。

 来週は今週間に合わなかったジュニアコミックスとかとか。ちょっと予告すると細野みちこ「おもちゃのプリンセス」、「おはようエルザ」、今村洋子「ハッスルゆうちゃん」、わたなべまさこ「ハイジ」、木内千鶴子「ノラをさがして!」等々です。それから、うらたじゅんの原画もアップします。お楽しみに〜

 

 

 

東京都公安委員会許可第301020205392号 書籍商 代表者:藤下真潮