天気は良いのですが、日中は日差しが強くて暑いです。最近開き直って天気の話題ばかりです。
本日は東京古書組合南部支部の大市会でした。先程電話で確認したところ肉筆紙芝居が一点落札したようです。落札金額が不明なんでなんなんですけど。早めに目録にアップしなきゃね。
今週の新着目録です。先週予告したジュニアコミックとかとかはちょっと間に合わなくて、ひばりコミックスオンリーになっちゃいました。ジュニアコミックスを期待した方には申し訳ありませんm(_
_)m。
いわゆるひばりの黒枠白枠15冊です。古賀新一作品が多いです。今回はちょっとカバーに少サケ有りの商品もありますが、すべて非貸本でコンディションも並クラスです。
まずはトップバッター、松下哲也「怪獣少女」黒枠です。怪獣に育てられた少女(乳呑児をどうやって育てたんだろう?)の愛情物語(^^;です。有名なだけあって確かに変な作品です。
松尾啓子「怪談 番町皿屋敷」白枠です。ひばりのこの手の怪奇物は、意外と最後が良い話になってるのが多いです。この「番町皿屋敷」も大分アレンジ入っていますが、最後はなんだか泣かせるお話になっています。
さがみゆき「蛇塚の死霊娘」黒枠と「怪談 黒髪の呪い」黒枠です。
上から順番に杉戸光史「たたり狂女」白枠、「怪談 耳なし地獄」白枠、「赤毛の少女」黒枠です。三田京子、松下哲也は社会風刺に絡めることが有名ですが、杉戸光史もちょっと社会風刺入っております。「たたり狂女」はイタイイタイ病とかの公害がらみです。
最後は古賀新一をドーンと
「白へびの恐怖」全2巻白枠。
「ふるえて眠れ」白枠1巻のみ。「猿少女」黒枠。
「女とかげ」黒枠。「呪いのふたつ顔」黒枠。
「まだらの毒ぐも」黒枠。「いなずま少女」黒枠。
「猫の目人形」白枠。
少女フレンドの楳図かずおに対して、マーガレットの古賀新一というだけあって、週刊マーガレット連載作品が非常に多いです。店主が子供の頃リアルタイムで読んだ「まだらの毒ぐも」の印象が強いので、古賀新一といえば”蜘蛛”というイメージを持っていたのですが、こうやってみると必ずしもそういう訳ではないみたいですね。
今回あらためて古賀新一を読み直して、一番気に入ったのは「猫の目人形」収録の「人食い木鬼(ぼっき)」でした。
シュールと言うか何と言うかなんだか凄いです。
来週は今週間に合わなかったジュニアコミックスとかとか。ちょっと予告すると細野みちこ「おもちゃのプリンセス」、「おはようエルザ」、今村洋子「ハッスルゆうちゃん」、わたなべまさこ「ハイジ」、木内千鶴子「ノラをさがして!」等々です。それから、うらたじゅんの原画もアップします。お楽しみに〜