神保町裏通り日記  
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7月31日(土)
天気(曇)

 

 どんよりとした天気の割には暑いです。気分もどんより(^^:。7月も今日で終わりですが、8月に入ったら少しは過ごしやすくならないですかね。甘いだろうなきっと。

 今週の新着目録です。雑誌オンリーです。りぼんが1冊、別冊マーガレットが1冊。週刊マーガレットが12冊、週刊少女コミックが1冊、小学館の学年誌が3冊です。新規は週刊マーガレットが8冊くらいと学年誌だけです。

 

 マーガレットの新規分は1976年の前半。岩館真理子「ふたりの童話」とか川崎苑子「りんご日記」とか池田理代子「オルフェウスの窓」とか有吉京子「青春キックオフ!」とかが連載されていた時代。

 宝塚版「ベルサイユのばら」が全国的にブームになっている時代で

 こんな感じの連動企画とか宝塚系のピンアップなんかもありました。

 

 「小学四年生」1970年4月号。北島洋子「ハローハッピー」新連載。ちょうど私がリアルタイムで呼んでいたはずなんですが、この連載は記憶にありません。意外と憶えていないものだな〜。

 

 「小学六年生」1970年7月号。牧美也子「恋人たちの島」。絵物語なんですが、9ページのオールカラーで、なんだか情熱的な色付けです。季節にあってる感じします。 

 

 こちらはちょっと下がって「小学六年生」1975年11月号です。北島洋子「シーラ=マリベル」。学年誌にしてはちょっとオトナっぽい話になっております。もっとも1975年くらいになるとマンガもちょっと世代に合わせた内容に色々とシフトしていますので、それほど珍しい訳ではないのでしょうが。

 来週はJUNEの整理をしたいと思うので、そこら辺を中心に…

 

 

7月24日(土)
天気(大晴)

 

 都心部は熱風吹いてます。店と市場の往復だけでダウンしそうな暑さですorz。

 今週の新着目録です。早速夏バテしてます(-_-;;;。

 単行本がチョコっと以外はアダルト…。情け無いっていうか何というか…

 

 当店としては珍しい坂田靖子が2点。著者の初単行本「エルドンの夜」と2冊目の単行本「夜のお茶会」。どちらも初版です。ノンコーティング時代の花ゆめコミックスなので少スレありますが、概ねコンディション良好です。

 あとはまああまり解説することはないかな(^^;。手抜きですみません。アダルトの方はこちらです(18歳未満は見ちゃダメよ)。

 閉店間際に銀座松屋で開催される、水木しげる米寿記念『ゲゲゲ展』のチラシを企画会社の方が持ってまいりましたので、ちょっとご紹介。

 開催日時は8月11日(水)〜8月23日(月)まで。場所は銀座松屋にて。詳細はこちら。漫画原稿の展示やグッズの販売などもあるそうです。水木しげるさんももう米寿なんですね。

 来週は雑誌の予定ですが、基本は売切補充が中心になると思われます。

 

 

7月17日(土)
天気(晴)

 

 梅雨明けしましたね。でも梅雨明けした途端ものすごい暑さです(--;;;。早速ヘバリそうです。夏の暑さにはテンで弱い私です…

 今週の新着目録です。雑誌プリンセスを中心にちょこちょこと

 

 プリンセスは創刊号の1975年1月号から1982年1月号まで。相関した1975年のプリンセスは本当にバラエティに飛んだメンバーが執筆してます。でも古書的なうりは細川知栄子のカラーページなんですけどね。

 

 他は同じ秋田書店の「ひとみ」1979年2月号です。こんな雑誌で「魔女っ子チックル」やってるとは知りませんでした。まだまだ知らないマンガはたくさんありますねぇ。

 

 たまには貸本マンガも。一晃社のマスコットブック15、せきりいち「東京の十字星」です。島村出版などでは関利一名義で描いていたりしました。わりかし安定した絵柄で少女マンガを描く人でしたが、逆にいえばあまり目立たない人でした。

 

 若木書房の若草文庫12、松尾美保子「ひとりぼっちの歌」です。若木書房の若草文庫は意外と珍しいレーベルです。多分30冊くらいはあると思うのですが。松尾美保子は雑誌が活躍の中心でしたので、貸本マンガは意外と数が少ないです。

 今回もちょっとアダルト切抜ありです。こちらです(例によって18歳未満は見ちゃダメよ)。

 13日の火曜日に東部の市場に行ってきました。実のところ7月いっぱいで閉鎖になるのです。

 今まで一度も東部には行ったことがなかったのですが、最後の入札市が行われるということで行ってみました。場所は南千住のすぐそばで、あしたのジョーで有名な泪橋のすぐ近くです(橋は今ではもうありませんが)。
 残念ながら少女マンガ関係は一切出ておりませんでした。代わりにちょっと珍しいストリップ劇場向けに販売された雑誌(当然アダルト向け)を仕入れてきました。こちらは来週にでもアップします。

 半分私事のようなものですが、「漫画の手帖59号」が発行されました。今回も少女マンガに関する拙文を掲載しております。ネタは「岡本敦子」です。お手に取る機会がありましたら、是非どうぞ。正式な販売は8月15日のコミケになるのですが、若干数が当店にもあります。

 来週はちょっとまだ検討中です。ネタが早くも夏枯れかなぁ(-_-;;

 

 

7月10日(土)
天気(晴)

 

 早く梅雨明けしませんかね。九州地方は雨が多くてなんだか大変なことになっていますが…。

 そんなわけで今週の新着目録です。おすすめに上げた『全国貸本新聞』の他は、全部雑誌です。

 雑誌は週刊少女フレンド、別冊マーガレット、別冊セブンティーン、花とゆめ。

 フレンドに関しては1965年から1973年まで。この時代のフレンドというとついポイントが細川知栄子に偏ってしまうので、今回はちょっと視点を変えて。

 

 

 週刊少女フレンド1965年12月28日号(52号)です。年末の号なので読切が3編入っております。北島洋子「わたしのロミオ」、東浦美津夫「霧の中のピリカ」、生山千鶴「青いゆり」。
 生山千鶴に関しては、以前「ゆめ 85号」を紹介した際に津雲むつみでは無いだろうか的なことを書きましたが、1965年の作品が存在するところを見ると完全にわたしの早とちりのようでした。すみません。

 

 お次は別冊セブンティーン1970年4月号。週刊セブンティーンに掲載された、わたなべまさこ「13ダースの薔薇」の総集編です。ここらへンの作品が単行本未収録かどうかがカナリ分かりにくいところです。

 

 別冊マーガレット1967年9月号は再入荷。忠津陽子デビュー作「夏の日のコーラ」掲載号です。

 花とゆめは1989年。売りは「ガラスの仮面 紅天女の章」。

 単行本とどこがどう食い違っているのか、わたしも段々と良くわからなくなっております(^^;;。

 来週は月刊プリンセス。結構初期のところ10冊くらいを予定。その他はちょっと未定です。

 

 

7月3日(土)
天気(曇)

 

 梅雨というには派手な雨の降り方をする毎日です。シトシトと云うよりはガシャガシャですね。

 市場の方は明治古典会七夕入札市が開催されているので逆にヒマです。来週の火曜日まで通常市が開催されないので、来週の月曜日(5日)はお店の方を休みます。ちょっと実家の方に出かけてきます。

 そんなわけで今週の新着目録です。単行本一つと雑誌の再入荷と引き続きのアダルト雑誌の切抜です。

 忠津陽子「ハロー!王子さま」全2巻です。全初版でコンディションもコーティングなしの時代にしてはかなり良い方です。

 

 マーガレットの方は1966年あたりから1973年まで。全般的なコンディションはもう一つです。内容に関しては再入荷のみなので割愛します。

 

 花とゆめは1974年7月号から1975年1月号まで。月刊だった時代のものです。コンディションに関しては並です。

 残りはアダルトなのでこちらです(18歳未満は見ちゃダメよ)。

 5日月曜日に店舗をお休みします。通販の受付は可能ですが、発送に関してはちょっとご不便をおかけいたします。

 来週はフレンドの古いあたりとプリンセスをアップします。アダルトの方もちょこちょこと予定です。

 

東京都公安委員会許可第301020205392号 書籍商 代表者:藤下真潮